ZL2PGJはニュージーランドに住んでい「た」日本人のハムです。 

ニュージーランドと日本でのハムライフ、食生活、ガーデニングから、仕事の愚痴まで色々。 殆ど意味の無い事をズラズラと書いてあります。 
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2021/10/26

トカイナカ  ちょっと一言

COVID19で在宅勤務になって20ヶ月。 その途中で転職もしたわけですが(在宅での転職活動ってZL脱出時以来だなぁ)。 巷では都心の歩いて通勤できる物件が値上がりしている一方、「会社来なくていいから」と言われても首都圏のウサギ箱では「仕事にならん!」と郊外のトカイナカに引っ越す需要も出ているそうです。

PGJは5年前に首都圏脱出しましてトカイナカ暮らしですが、これからトカイナカに家を買って引っ越そうと思う皆様に利点と注意点をいくつか。

自由業でもない限り在宅勤務とは云え会社なり中央官庁なりへ出かける用もあるでしょうから「いきなり小笠原村」という選択はお止めなさい。 新幹線あるいは有料特急が利用でき、かつ、その乗車時間が45分以内がお薦めです。 
東海道新幹線の
東京駅起点では
小田原 33分
熱海  43分
品川駅起点で
熱海  36分
三島  43分

東北新幹線の東京駅起点で
小山  40分

上越新幹線の東京駅起点で
本庄早稲田 46分
熊谷  37分

京成成田スカイアクセス線の日本橋起点で
千葉ニュータウン 45分 (これは普通在来線)

小田急線新宿起点で
本厚木 51分 

西武鉄道池袋起点で
入間  36分
飯能  44分

自宅から駅までの道のり、都心での乗り換えを考えると、そんなところです。 

前職でも同僚が軽井沢や那須塩原、安中榛名から新幹線通勤をしていましたが、軽井沢は物価が高く、栃木や群馬の山の中は買い物がかなり不便なようです。 「片道1時間以上同じ列車に乗って座っているなら仕事ができる」と割り切っている人も居ますがstrictly confidentialな仕事をしている人はそうもいかず。

となると東海道新幹線沿線か西武沿線が無難なところです。

どちらも国立公園国定公園の山が近く、都心の職場までドア2ドア1時間足らず。 西武沿線は買い物の便がよく、東海道新幹線沿線は山に加えて海も近い。
社会のサービスレベルという点では西武沿線や京成沿線が他より高いでしょう。 小田急も厚木くらいまではマシ。 都心への通勤者が多いところは社会のサービスレベルが高いのは消費者の要求水準が高いからでしょうし、客単価も高いからでしょう。

一方、自然災害という点では東海道新幹線沿線は東南海地震、富士山噴火、北伊豆地震、津波に土砂災害がもれなくついてきます。 天災リスクという点では西武沿線のほうがマシです。

東海道新幹線沿線でも神奈川県と静岡県の県境をまたいだ途端最低時給が200円も落ちるという世界ですので、サービスレベルも当然落ちます。 

で、トカイナカの利点ですが
- 渋滞が少ない: 人生のうち渋滞の中で過ごす時間を考えてご覧なさい。 無駄以外の何物でもない。

- 人が少ない: うるさくない。 数キロ先の緊急自動車の音が聞こえる。 たまに都会に出るとびっくりする。

- 家が安い: 35年ローンで庭なし一戸建てなんて悲しすぎ。 それに東京直下地震が起きたら家が潰れなくとも都市火災で丸焼け。

- 観光地に近い: 在宅勤務なら仕事前にサイクリングやドライブができる 気分転換に最高。

- 観光地に出かけても行き帰りの渋滞がない: 我が家の最大ポイントはこれ。 昼前に「長野に蕎麦でも食いに行くか」と思い立って、それができる。 そして往復渋滞なし。

- 隣近所と世間話ができる: そこそこ近所付き合いなるものが存在します。 助けたり助けられたり。

- 大規模災害が起きた際に人口稠密なところでは、そもそも自助努力も無理。 大正関東大地震や東京大空襲を思い出しましょう。

一方 欠点ですが
- 新築建売は安普請な家しか無い。 三島市の不動産業者に聞いた話では「建売は地域の平均給与所得の7倍が標準的な売値です。 ここらは400万円なので3000万円を超える家はまずありません。 広々とした家なら中古を探すしかありません。 土地買って家を新築って結構めんどくさいので、下手すると電気も水道も下水の工事も何百メートルも。なんてこともあります。」 なるほどー。 

- 中古建物が正しく登記されていない。 我が家もそうでした。 増改築しても建築確認も届けも出さないので登記と現物がまるで違うということが多々あります。 誤差が10平米を越えて居ると違法建築でその後の売却も改築にも困ります。 市役所の調査官いわく「ここいらの人は普通にやります」だそうで。

- トカイナカでビジネスをしようとする人は求人が困難を極める覚悟をする必要あり。 秀でた人は首都圏へ出てしまうのですが、都心の給料を払えばちゃんと見つかります。

- 住宅関係の業者の場合、首都圏で当たり前のサービスレベルを得るのが困難 (というわけで首都圏からの出張業者が頼りの部分が多々) 

- 地域から出て生活したことがある人が少ないので総じて井の中の蛙(日本の田舎は皆そうですね) Gisborneよりすごい hi

- Complianceの概念が希薄

- 良いものを買うのが難しい。需要がないから売ってない。(通販できない生鮮が困る)

てなところです。
家は中古で探すしか無いということで我が家も中古で探したものです。 この家が実にリノベーションの失敗の見本市のような家で「そこにその塗料を使うか?」「この仕事でいくら取ったんだ?」という痕跡や途中で投げ出した痕跡が多々あります。 
COVID-19のHome improvement流行りでW(米合衆国)の東海岸でも仕事途中でトンズラ/値上げな業者がやたら増えたそうです。 いやねぇ。

ZLは、日本の田舎同様、優秀な業者が少ないので、逆に皆さん自分達でなんとかやってしまう文化です。 おかげさまで私もすっかりKiwiになり、現住所購入時に「あらあらひどいもんだねぇ。ま自分でなおすからいいや」で買ったわけです。
ZLの家も屋根と壁の塗装はひと夏かけて自分でやったし、照明の全取替、庭園照明と庭園灌漑も自分でやったなぁ。 楽しかった。 本邦は規制が多くてつまらん。

我が家の先代の持ち主は座敷の壁を塗るのに職人を関西から呼んだそうです(首都圏にも良い左官は居ると思うんだが)。 
我が家では畳と外構は地元の業者さん達を探し出してお願いしています(とは云え市外)。

というわけでトカイナカで暮らすには自分でどうこう(DIY)できない方々の場合、近所の人から「マシな業者」を教えてもらい、その中から取捨選択することから始まります。
というわけでご近所は大事です。
もっとも宗教の押し売りも受けますが。 笑 

茨城のつくば市(JCC1420)辺りでは移入者は町内のゴミ捨て場を利用するための町内会入会金30万円なんてところがあるそうですから、未開な田舎に行くと大変です。 
町内会についての事前調査も大事です。 

まぁ、全てについて100%な住環境は無いので「何を佳とするか」ですね。

豆腐や味噌を買いに行くのに片道500km運転しないといけないGisborneよりは食生活は恵まれています。

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トカイナカ 如何?




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