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2017/11/23

テトラパック新容器  話の種 ミニ

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テトラパックのテトラブリックの新容器エッジを導入した明治の牛乳が神奈川のチベットなPGJのQTHでも発売されました。
なんだー、、栃木明治製だよ。 東陽町の方曰く「地名が明治の前に来る工場はねぇ。。。(以下略)」なので、なるべく避けていたのですが、まぁ、話の種で購入です。

さて肝心の容器ですが、テトラパック社のwebでも1000ml容量と900ml容量が混在表記です。 一体設計容量は何mlなのか? HB9(スイス連邦)らしくもSMΦ(スウェーデン王国)らしくも無い不明確なご案内です。(テトラパックはSMで創業し、節税のためにHB9のLausanneへ本社を移した家族企業です。)

従来の屋根型牛乳容器、これをゲーブルトップと呼びますが、これのよくある苦情というのが
- 開けにくい。
- 年寄りの指の力ではあかない
といって、開け口の「抗接着剤」の量を増やすと阿呆なスーパーの食品担当者が横倒しに積み上げた際に口から漏れてしまいます。
再三申し上げますが、ゲーブルトップ容器は縦置きが基本。横積み禁止なのです。 

で、キャップ式です。
キャップ式には2つの選択肢があります。 10年ほど前に本邦でも使用可能になったPETなどの樹脂製ボトル。 ZLでは一般的でしたが、JA(日本国)では見ないですね。 そしてテトラブリックエッジ。

この容器の注ぎ口の樹脂部分はペレット樹脂で供給されて充填機の中で溶かされて成形されて紙容器に貼り付けられて居るのですねぇ。 すごいでしょ。

容器にキャップが付いて利便性が上がった分、価格が上がりましたね。
どう思います?
単純に包材単価だけを見るとゲーブルトップは日本製紙などの有象無象な紙容器メーカー各社の納入価格の叩き合い競争があるので、とても安い。
いくらか? そんなもん契約規模と1発注ごとの数量で数倍の開きがありますのでご説明のしようがないので省きます。 ともかく安い。

翻ってテトラブリックは競争相手がないので「殿様商売で単価が高い」というのは世界中の飲料業界の常識。 では、リッターあたりの単価が上がるのは仕方がないのか?
とんでもございません。
以下はかなり古いブリック充填機ですがロール給紙方式のスピードをわかっていただけると思います。


こちらが従来型ゲーブルトップ容器の充填機


スピードが全然違いますね。
生産性が高いということは設備の減価償却や人件費などの固定費を薄く広くできるということです。 つまり、この投資で得をしたのは容器会社と乳業会社。 損をしたのは紙の出荷トン数が減った紙会社と消費者。ということになりますね。

消費者は利便性が上がるからトントンですから、単純に紙屋さんが泣いているのかな?
テトラパック的には紙の重さ(GSM)が減るのはコスト的にも環境負荷的(株式公開していないから、あまり気にしてないかも)にも効果が高い。

さて、この新容器 リサイクルはどうするだ?

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注ぎ口をこのように切り取らなくていいのか?

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取り付けたままでいいのです。

そもそもですね。 紙容器は昔から内面も外面もポリエチレン樹脂で固めてあるのです。 再製紙工場では、昔から樹脂を紙から取り除くノウハウを持っていますから、「どうぞご心配なく」なんですよ。

環境のことを考えたら紙容器はゴミ焼却時の燃料として燃してしまうのが一番いいのですけどね。 リサイクルごっこが利権になってしまったJAでは、だれも「燃料に」とは言い出しませんな。




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