日本ロータリーEクラブ
スポンサークラブのブログをお借りして日本ロータリーEクラブ2650の会長の最初のご挨拶を掲載させて頂きます。
会長挨拶
皆さん、チャーターメンバーの皆様にご挨拶を申し上げます。
今日は、仮クラブの第1例会というより、日本国内で初めてのEクラブ「日本ロータリーEクラブ2650」の最初の記念すべき例会であります。
最初に、東日本大震災で被災された方々に謹んでお見舞い申し上げますとともに、一日も早い被災地の復旧を心より祈念いたします。福島では福島第1原発事故の早期収束や風評被害対策を求める声が相次ぎ、具体的な復興計画に関する意見は少なかったようですが、我々ロータリアンも義援金が中心ですが復興に協力させて戴いております。会員の中には現地でボランティア活動を行ったかたもおられると聞いております。
さて、私、杉田博は、初代会長という大役を拝命いたしまして、身に余る光栄と同時に責任の重さを痛感いたしております。
ロータリークラブには父の死後、1982年11月入会した二世世代の会員です。2650地区の奈良県の大和高田ロータリークラブに所属しており現在50年史の編纂中でもあります。しかし、7月には転籍し、皆様と一緒に、また幹事、理事の方々と歯車の楔(くさび)として一丸となってこのEクラブの基礎づくりにまた、「模範的なロータリーEクラブ」つくりに邁進する所存でございます。
皆様のご協力、ご支援をお願い致します。
ただ、このようにお話ができますのも、経験豊富なロータリーに精通された、刀根荘兵衛特別代表(敦賀RC所属)のリーダーシップでEクラブの設立準備を推進して頂いたお蔭でもあります。ご指導、また、もうすぐ本クラブに合流頂けることになっております。まさに「鬼に金棒」かもしれません。実は、本Eクラブの設立も刀根特別代表が、ご一緒していた地区委員会で、スポンサークラブとして力を貸してほしいと仰られ、私もEクラブの興味があり協力しましょうとご返事しました。我々が所属する2650地区は京都府、滋賀県、福井県、奈良県の96クラブ、約4700人の会員がおり、会員数では日本第2位の地区です。このEクラブ設立のスポンサークラブは残念ながら京都府下の42クラブからはございませんでした。福井県の敦賀RC、滋賀県の大津東RC、本年度栗田幸雄ガバナー輩出の福井北RCと奈良県の大和高田RCであり、会員勧誘に始まり物心両面からのサポートを戴き感謝とお礼を申し上げます。
さて、皆さんも創立、チャーターメンバーとして、ロータリー歴のある方、また新人の方と多様なようですが、ロータリーがいう「入りて学び、出でて奉仕」“Enter to Learn, Go forth to Serve”を忘れず、ロータリー歴ではなくいかに学び、いかに奉仕しているかがロータリアンの一つの尺度となります。初心に返り、学んでいきましょう。
とくに、ITCの進化で、学ぶ機会や情報は限りありません、いかに理解し、利用していくかが問題で、ロータリーに関してもインターネットで情報収集ができる時代になってきております。
ロータリーの創始者ポール・Pハリス氏は、「世界は常に変化している。ロータリーは、この世界と共に、変化して成長していかねばならない。ロータリーの物語は、幾度も書き換えねばならない。」と仰っておられます。
ロータリーにも変えてはならないもの、変えていかなければならないものがあり、まさしくクラブ運営は時代と共に変えていかなければならないものの一つでしょう。そういう観点から、多様な人々がロータリアンとしてロータリー理念を学び奉仕活動、世界平和に寄与できる機会を増やす役割を担うのも今もっては、24時間例会を開放しているEクラブでありましょう。
皆さんがロータリーって何?・・・と質問されたら、答えられるでしょうか
それは、「人道的奉仕を行い、あらゆる職業において高度の道徳的水準を守ることを奨励し、かつ世界における親善と平和の確立に寄与することを目指した実業人及び専門職業人が世界に結びあった団体です。」ということですが、実際に体験することが大切であり、実践してこそ、その意味が解ること思います。
簡単に言えば、
自分を磨き人を育て、時には慈善行為、ボランティア活動などを行う世界的な団体です。
また、職業人としてのロータリアンの心構えを、一般職業人にも理解できるように、簡潔かつ的確にまとめたものがあります。皆さんが行動する前には、「四つのテスト」というものがあります。
1.真実かどうか Is it the Truth?
2.みんなに公平か Is it Fair to all concerned?
3.好意と友情を深めるか Will it built Googwill and Better Friendships?
4.みんなのためになるかどうか Will it be Beneficial to all concerned?
これがロータリアンということにもなっております。
ロータリーの目的は「ロータリーの綱領」に示されております。
ロータリーの目的は、価値ある企業活動の基礎として奉仕の理念を奨励し育成すること。(日本語訳として東大阪みどりRCが訳されたものを紹介いたします)
1.奉仕の機会を得る時には、交友関係を発展させること。
2.社会に奉仕する機会を得る時には、企業と専門職が有する・・・・以下省略
3.ロータリアンの一人一人が、個人として、職業人として、地域社会の一員として、奉仕の理念を実践すること。
4.奉仕の理念に結ばれた実業家と専門家の世界的な団体を通して、国際理解・親善・平和を促進すること。
ロータリーの奉仕理念とは
他への思いやりのこころ、助け合いの心、他人のお役にたつ行いをしようとする心です。また、Service(奉仕と訳されておりますが)これは、論語で言う『忠恕』という言葉が適切でありましょう。
最後に、
本年度の基本方針
1.クラブ管理運営について
インターネットを使った斬新な例会を早期に確立する
1)例会の年間を通したプログラムの確立
2)初年度は全員に、ロータリーを学ぶ機会を与える
3)事務管理の確立
4)ホームページの充実
5)委員会の行動方針の決定と実施
6)新会員への研修方法の確立
7)親睦活動はインターネット・リアルミーティング等で開催
8)出席率100%を目指す
2.奉仕プロジェクト
1)個人的な奉仕活動が主流となるが、他クラブへの参加など奨励案内する
2)国際的な奉仕を模索する。(単独、他クラブとの協同)
3)会員の職業奉仕理念の理解を支援する
3.財団・米山記念奨学会への寄付
1)地区目標を指針として案内、協力する
4.公共イメージ・会員増強
1)会員増強は、全員が推薦者になるよう活動する
2)メディアを利用して、クラブの宣伝をおこなう
5.地区行事
リアルな行事であるが積極的に参加する。
6.長期計画の立案
これには会員みなさまも参加して頂き計画を立てたいと思います。3、5年後を考えながら目標をたて、単年度の成果を数値化していきたい。
以上、クラブ運営上、不明なこと、ご質問などは幹事や委員長などにご遠慮なくご質問頂き、また、議論して、風通しの良い、和やかなクラブを育てていきたいです。
充実と楽しいクラブを皆様のご協力のもと作っていきたいものです。
今後の、クラブ運営へのご協力とご鞭撻をお願い申し上げご挨拶といたします。
別途。幹事よりクラブ行事や各種情報、例会場の案内はSAA、会計からは本年度の会計などの方針、会費の納入方法など、また各委員長より活動方針もあります。
日本ロータリーEクラブ
杉田 博

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