新人研修セミナーを終えて
今年は「クラブ管理」についてお話しいたしました。
クラブ管理という分かりやすいテーマだったと思いますが、いかがでしたでしょうか?
1時間以上のご清聴感謝いたします。
生憎、ご欠席された方は、当日配布して頂きましたテキストをお読みください。
Eクラブの申込者には「ロータリーの理念に惚れた」とか美辞麗句が多いようですが、実際にそれを理解し、日常の生活、お仕事に活かすとなればなかなか難しいものです。
私は、入会して来年で30年、頭でわかるが実践となるとなかなかというのが本音です。
時には、愚痴もこぼしながら・・・「みんなのためになるか?」が行動の判断としているつもりです。
ロータリーを通して真の友達を探してください。やはり、ロータリアンの友を持つことは個人的な財産でありましょう。その友に「激励・慰め・・・されたり、したり、時には忠告したり、されたり」よき友との純粋な親睦を期待しております。
ただ、お酒を飲んだり、遊んだりというは親睦でなく「純粋な親睦」のための親睦活動でありましょう。飲食が目的でなく「純粋な親睦」が目的であります。
私は、父が事故死で突然亡くなった時、父の友人(ロータリアン)にご相談に参ったことがあります。
他人に個人的なことのご相談ができるのもロータリーの信頼できる父の友ならこそでしょう
。
ただ、焦らず、ゆっくりロータリーを楽しみながら・・・ゆっくり学ぶことと思います。
長い人生、ロータリーの理念?・・・体験しているうちに何となく理解して行き、それが行動に移っていくものと思います。講師から聞くだけで理念が分かったより、できた、実行している実感が味わってこそのロータリアンと思います。
昨今は、IT化が進みロータリーに関する資料もインターネットで入手できる時代、ロータリーを学ぶのは、ロータリー歴に関係ない時代であり、ITが苦手では済まない時代です。
ロータリー理念は変わらずとも、その運営は次々刻々と変わっていかなければロータリーも発展しないでしょう。
新入会の皆様から大いに意見を出していただきたいのが今のクラブでしょう。変えてよいものは変えなければなりません。ダーウィンの進化論でも、強いものが生き残るのでなく、まわりの環境変化に順応していくのが生き残る手段である。
▼200-11年度の新人研修セミナーのテキスト(ダウンロード可能)
http://j.mp/iIULsM
以上
杉田 博(記)

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