
DS5が納車され、2ヶ月が経とうとしています。
納車以来、もっぱら仕事のみで、趣味のドライブやお出かけには全く使えていませんが、まぁ順調です。
強いて気になることといえば…
・発進直後、20km/hまでの加速がもっさりしていること。ノーマルの206CCよりも鈍いかも。まぁ、いくらターボといえども、発進直後は効かないですし、排気量は同じですから、仕方ありませんね。でも、幹線国道などで多用する速度域では、今までと同じような感覚でいると、ネズミ獲りに捕まるくらいに加速してます。車格が大きくなると速度感覚も変わりますね。
・純正オーディオ(換えようがない)のUSB出力でiPodをつないでますが、なんだか音が割れるというかノイズが入ります。
・あと、iPodのプレイリスト内ランダム再生に設定していますが、エンジンをかけるたびにほぼ同じようなセットリストの繰り返しになるような?
とまぁ、そんなDS5ですが、少しの間だけ、どのクルマにしようか迷いました。どんなクルマと迷ったかというと…
まず、条件ひとつめはそれなりのラゲッジスペース。206SWのラゲージはトノカバーの高さまでで約310リッター。車格の割には大きい方ですよね。なので、最低でも1.5倍が目安かなぁ、と。
続いてふたつめは、レザーシート。質感や高級感はもちろんですが、結局メンテしやすいのが魅力。
みっつめに、サンルーフかグラスルーフ。オープンカーに乗っていた身には、暗いクルマはおもしろくないので、屋根は開かないまでも、せめて明るく空を感じていたいので。
ということで、候補になったのは…
本命は、BMW X1。もちろん、ベーシックグレードのsDrive18i。
探す過程で、もうひとつ気に掛けていたのがカラー。2台の206で慣れ親しんだワインレッドについ目が行きがちです。
で、ふと立ち寄ったディーラーで話を聞いてみたら、昨秋でバーミリオンレッドというワインレッドが廃盤になるとかで、しかも最後の在庫が1台だけあるとのこと。さらに、内装は好みのベージュレザー。残念ながらサンルーフはついてませんでしたが、魅力的なオファーをいただきました。
試乗した印象も繊細でなかなかよかったです。
ただ、BMWはオプションが魔物。あれやこれやと着けてるとビックリなことになります。
アフターパーツもプジョーよりはるかに豊富でしかも高額。おそらく、次第にいじりたくなってしまうだろうなぁ、と。
続いての候補は、プジョー3008。
DS5と同じようなヘッドアップディスプレィや、他のプジョーとは異なるインパネデザインやパッケージングなど異色で意欲的なクロスオーバー。
ワインレッドもあるし、グラスルーフは大きいし、デザインが気に入れば○なのでしょうが…見ているうちに多少はカッコよく見えてもきましたが、意外とラゲージが使いにくそう。高さはあっても、奥行きがイマイチでした。
そして、意外なダークホースが…
Jeep・パトリオット。
まさかアメリカ車?と自分でも意外だったのですが、どうせ乗るのなら個性的なクルマに乗りたい、という気持ちが根底にあって、そこにはまったんだと思います。パトリオットの無骨な感じは道具っぽくて好印象でしたし、丸目のフロントに惹かれました。Jeepには同格のコンパスもありましたが、こちらのデザインは日本車っぽくもあり全く惹かれず。
レザーシート装備のグレードもあって、2.4リッターの4WDで318万という価格にもビックリ。
しかも、これまたパトリオットもまもなく販売終了というタイミング。サンルーフ付きのワインレッドの在庫も見つかるかもという手応え。
…でしたが、試乗してみると、インパネのチープさはまぁさておくとしても、レザーシートが全くダメ。安っぽいビニールレザーのようで、特に後席は張りが強すぎる感じで座っていてもなんとなく落ち着かず。アメ車と聞いてイメージするようなフワフワした走りというほどではなかったものの、自分には快適といえるクルマではありませんでした。
まぁ、そんなこんなで結局一目惚れしたDS5にしたわけですが、いろいろ他のクルマを見るのも楽しかったです。
ちなみに、DS5納車の時期に出た新型アテンザも、気になったクルマのひとつでした。