“黒い猛牛”バッファロー・アレンが逝った。
3月6日、カルガリーの病院で他界。享年63。心臓疾患によると思われる。
モントリオール・オリンピック(1976)柔道重量級銅メダリスト、アレン・コージ。私見だが、一流外国人柔道家からのプロレス転向組では唯一の成功者と考える。
アントン・ヘーシンクやウィレム・ルスカが最後まで「ゴールドメダリスト」であったのに対し、アレンは77年のデビュー戦後、新日本道場に住み込んで修行したという。
プロレスというジャンルに対する真摯な姿勢は、多くの人が語っている。
バッドニュース・アレン、バッドニュース・ブラウンなど、複数のリングネームで活躍した。
また、
“毒雲”アーニー・ラッドが他界。享年68。3月11日、ルイジアナ州フランクリンの自宅で胃癌に斃れた。
200cmを超す長身の、元NFLスター選手。馬場&鶴田、猪木らと試合を行ない、近年は牧師として活動していたという。
そしてもう一人、3月13日には
アーノルド・スコーランが他界。享年82。
67年にはスパイロス・アリオンと組んでWWWF-USタッグ(のちのWWE世界タッグ)王座に就いているが、寧ろブルーノ・サンマルチノ、ペドロ・モラレス、アンドレ・ザ・ジャイアント、ボブ・バックランドなどのマネージャーとして有名か。
御冥福をお祈り致します。