皇帝ダリア  植物

ダリアは好きな花だが、ダリアのなかでも皇帝ダリアは最高の花だと思っている。

ダリアは品種改良が盛んで、次々に大輪やら覆輪やらが創り出されている。

しかし、どんなに見事なダリアでも、皇帝ダリアの美しさにはかなわないと思っている。

皇帝ダリアは木立ちダリアとも呼ばれ、原産はメキシコなどの中南米、1500m〜1600mほどの高地に産する植物である。

1500mもの高地が原産地なら霜も降りると思うのだが、高原の気温なので向こうでは秋口の開花なのだろうか。

ダリアは短日植物なので、秋になって気温が下がり始めるとぐんぐん伸び、蕾を作り始め、花色も深くなる。

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しかし、他の普通のダリアならいざ知らず、日本では皇帝ダリアはハウス内ならどうか、露地では寒い地域ではあきらめねばならない。

霜が降りる頃に花が咲くので、花を見られたとしてもほんの2〜3日。

開花翌日でも、霜が降りるといっぺんで終わりになる。

初めて植えた2003年に、ようやく咲いたと思ったら翌朝の霜で蕾もだめになり、がっかりの経験がある。

開花2〜3日後だったかもしれませんが、あまりのガッカリのせいか翌朝のできごとのように記憶しているw。

霜に当たると真っ黒になっちゃうのね。
青空にあのピンクの晴れ晴れの花が。つぼみが。。。

しかも、背丈が日本でも3mくらいにはなる。
自生の中南米では6m〜10mにも及ぶとなっている。

芯を何度か詰めれば背丈も抑えられると思うが、皇帝ダリアは青空を背景に風に揺れる淡いピンクの大きな花を仰ぐのが一番の見どころ、喜びどころ。

背丈を抑えてしまっては普通のダリアと変わりなくなって全然おもしろみや爽快さがなくなってしまう。

今回のものは数年前に近所の方が届けてくれたものだ。

大きな植木鉢に埋めたっきりで。夏場に水をやるていどの手入れのみ。

心をかけたつもりがまったくない。

それでも30cm背丈くらいの姿は見せていた。

昨年の洪水の時も30cm背丈ていどで水にくぐり、その後は根腐れでも起こしているようなみすぼらしい姿で一年を終えた。

さすがに哀れに思い、春先に鉢土を掘り起こしてみたら、根のようなものが出てきた。

腐っているようでもなかったので、霜を避けられそうなミカンやキンカンなどを植えてあるそばに埋めこんでみた。

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鉢の中とは大違いだったらしく、今年は緑もきれいな茎を立ち上げてきた。

支柱を立ててやらねばと思いつつ、愛情のなさゆえ遅れ遅れにしていたら夏ころだったと思うが、みごとな茎2本が倒れてしまっていた。

切断しようかと思ったが、腐ってからでも遅くはないので放置しておいた。

10月に見に行ったら倒れてからもぐんぐん伸びていたらしく、しかも中央からは新しい2本の茎が立っている。

旺盛な体力にびっくり。

倒れた2本は賢いことに同じ方向には伸びず、枝の途中からほぼ直角に左右に分かれて枝を伸ばしている。

真っすぐに伸びて行ってもよかったわけだが、そうしなかったのは前方にキンカンやミカンが枝を拡げ、影になってしまうし、横に逃げるより2倍の距離を伸びねばならないと考えたのだろう。

ウーム、、、賢い。

昨日見に行ったら、倒れた2本の枝先にそれぞれ花が1コづつ咲いていた。

つぼみもどっさり。

中央からの新しい2本の枝先にもつぼみがどっさり。

霜のあたらなさそうな所を選んであげたので、なんとか12月半ばくらいまで頑張ってほしいものだ。

花にはヒラタアブのような虫とスカシバの仲間が来ている。





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