ヤマジノギク  植物

今日も快晴。

今朝、ネコのマリモが外に行きたいというので玄関を開けたついでに庭に出てみました。

3時の空も快晴で、大きな星は揺らぎもせずに光っていました。

大きな星が点在する空の背景を小さな星々が埋めつくし、白く煙っているように見えました。

砂漠などで見上げるあの星空を想像できるような気がしました。

ヤマジノギク(シオン属)は先日、初めて出会いました。

最初、乾燥気味の所に根ついたシオンかと思いました。

シオンと思って撮影したので、あまりよく観察しませんでした。

花を終えて冠毛だけになったのが2コありまして、赤茶色をしていました。

写真は白い花に写ってしまいましたが、淡い紫色です。

ノコンギクやヨメナよりずっと大きな花です。

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庭や畑の隅に植えてあるシオンとはずいぶん違った印象でしたが、それは養分や水分の違いかと考えたわけです。

こんなに大きな花は相馬地方ではシオンしか考えられません。

シオンもたまに見かけますが、相馬地方ではたいてい園芸種としてのシオンなので、近くで観察したことがありませんでした。

図鑑にあたると、シオンの冠毛も茶色とか褐色を帯びることもあるとなっていたので、深く考えもせずシオンということにしました。

下の写真2枚は相馬市の山中で出会ったシオンですが、逸出と考え自生のリストには入れなかったものです。上の3枚の写真とは印象が違っているかと思います。

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その後、FBで少なくともシオンではなくユウガギクではないかとか、コメントがあり、ちゃんと確認するために地上部だけ標本採集してきました。

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シオンの総苞は半球型に対し、採集してきたのは、蕾の総苞は平たい皿型、総苞片も細長く先が尖っています。

図鑑では総苞は2列となっていますが、3列に見えそうな部分もあります。

シオンの特徴と違う点で探すと、合致しそうな種はヤマジノギクのみ。

長くなるので端折りますが、ヤマジノギクは伊豆爪木崎が東限で、おもに西日本の植物となっていますが、ねもしゅうさんによるといわき市でも2度見かけているそうです。

また、NAGAHATAさんによると大陸ではごく普通種だそうで、大きな群落の写真をいただきました。

図鑑では朝鮮、中国にも分布ありとなっています。

ネット検索では、いがりまさしさんの解説での分布では、本州となっていて、()して東北も記録されていました。

いがりさんの『日本の野菊』では、分布は静岡県以西となっています。

どういう経過、経路をたどって相馬地方までやってきたものか、植物の旅も本当に壮大です。

余談ですが、ヤマジノギクは花が大きく、淡い紫で、花弁の枚数も過剰ではなく、たたずまいも好みの花です。

花色は白いものもあるそうです。

標本採集では根は残して、地上部だけ持ち帰りましたが、種子が落ちるとまもなく発芽、ロゼットで1年目、2年目の夏に花を着け、種子を作ると枯れてしまうそうです。

根を残して来てもそこから発芽することはないと知り、少しがっかりでした。

時をみて、ロゼットがあるかどうか見に行ってこようと思っています。











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