希少種  植物

今日は名取市まで。
風もなく暖かな日でよかった。

途中、津波後の復旧の様子をチラチラ眺めながら行った。
山元町、亘理町あたりは常磐自動車道と震災復旧工事が重なって、まるで昭和の高度経済成長期の様相を呈していた。

重機は巨大な昆虫の群れみたいに集合して地面を掘り、ダンプカーは列をなして走っている。

水田の測量は済み、畦もほとんどできあがっているように見えた。

復旧段階は復興段階へと移行しつつあるようだ。

あたらしい大きなハウスがたくさん光っていたし、太陽光発電設備も見えた。

来年度の今頃はほとんどの整備が済んでいるかもしれない勢いである。

ダメージが大きかったぶん、復興はみんなの願いとなるのは当然かもしれない。

しかし、相馬市、南相馬市についてしか言えないが、今回の復旧工事、復興工事では特に植物の希少種生育地は忘れても良いことになっているのがちょっと気がかりである。

下の写真は復旧工事ではなく、震災以前からの拡幅工事とのことだが、写真手前右から奥に続く枯れ草の地点はトウダイグサの群生地である。

今年度の工事ではたまたま群落直前まで。
南相馬市でのトウダイグサ生育地としては最大の群落なのである。

今更、移植なんかに頼る気はないが、せめて設計段階とか地元に話があった時点でなんとかならなかったのかな・・・

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こちらは相馬市の復旧工事。
ホザキノフサモの生育地としては県内最大である。
総距離にして2kmあまりの一大群生地である。

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水路の両側面はコンクリート。底は梯子状にコンクリートが敷かれていたので水路自体はこわれていなかった。浚渫かあるいは水量を増やして泥を流すだけでいいかも、と思っていた。

しかし、数日前に通ったら底のコンクリート棒まで、水路全体を新たに掘り起こしているではないの。

網の目のように走る小さな水路も、新たに大きなU字溝に替える工事もするという。

重機で掘り上げても、もしかしたらホザキノフサモは全滅はしないかもしれない。

復旧は急がねばならない。それでもねえ・・・もう少しだけでいいですから、細やかな配慮があってもいいのじゃないかと思う。

ハママツナの大群落が発生した所も、もう測量が完了し、ピンクのビニールリボンが並んでいた。6月ころから工事が始まる予定である。



2013/2/28  7:48

投稿者:カエデ

雀さん

復旧は急いでほしいのですが、これまで国、県で重ねてきた調査データを全く参考にしないで工事計画を作って良いという点が問題です。

これまでつぎこんできた莫大な費用を全く無駄にするということでもあります。

あきらめなくちゃならない地点のあるのは分かりますが、なんとでもなりそうな地点もあるわけで。
担当部署に出かけて配慮O.Kになった所もありますから、一応データを確認する姿勢を採用してもらえたらいいのですが。

2013/2/27  20:24

投稿者:雀

なぜか、復興工事や除染作業の為には心の部分は置き去りにされているような気がしてなりません(-.-;)

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