ナギイカダ  植物

街角で懐かしい植物に出会った。

地中海あたりが原産のユリ科、ナギイカダである。
地中海に旅したことがあるわけではない。

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南相馬市の北泉海浜公園の狭い遊歩道の両脇に、ナギイカダが植栽されていたのだ。
どうしてこんなところに、こんな植物を植え込んだのだろうと、通りかかるたびに思ったものだ。

ナギイカダは葉先のすべてに鋭いトゲを持っている。
海に来て心弾んでいる子供たちが、遊歩道を駈け出して転ばないとは限らない。

こんなところにナギイカダを植え込んだ造園会社の設計意図が分からなかった。
しかも、ナギイカダは雌雄異株なのに、植え込まれていたナギイカダのすべては雄株。

したがって、花は咲いたが実はつけなかった。花も近寄ってレンズをあてねば見えないような小さな花だった。

せめてハナイカダのように、葉の上に赤い実がのっかっていたら楽しかったのに。。。

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不思議なことに、津波で流されてしまった今となっては、心をしかめていたあのナギイカダの遊歩道さえなつかしい光景になっていた。

先ほど「葉先」、「葉の上」と書いたが、ナギイカダは葉が退化し、ウロコ状になっていて目立たない。
葉のように見えるのは茎というか枝である。

ナギイカダにはナギイカダの何か考えがあったのだろうが、茎を葉状枝に作るのなら、普通に茎と葉があったままでもよかったのじゃないの? と、私などは思うけれど・・・

ナギイカダって案外ややこしく、ガンコな性格なのかも。

さて、今日出会ったナギイカダ。
あなたは♂ or ♀ ?







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