不良品  


夜と朝の隙間に落ちて


何もなかった1日に縋った


ジリジリと伸ばされた時間で


体内時計にヒビが増える


今日はまだまだ終わらない




引っかかることなく


手のひらをすり抜けていく


ただ過ぎていくだけ


それは雑音のようで騒音のよう


手応えはまるでない




楽しかったことは思うだけ


生活の糧にはならないらしい


説得も忠告も留まらない程に


消えたいと思えたら




冷たい風暗くて細い道信号の明かり


往復する度に


心がポロポロ欠けていく


見たくないものを見て


食べたくないものを食べて


心と体が離れて遠くなる




わたしは壊れていて


これからも壊れ続けていく


身を削って振りまいた愛は


わたしに向かうナイフの数




苦しくて懐かしい隙間から





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