2007/1/4

絵本の旅  文学

深夜に、椎名誠さん出演の『絵本の旅』という番組を放送していました。

椎名さんとゲストが絵本に対しての想いや考えを語るといった、
静かで熱くて深い番組でした。


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絵本って、一体なんなのだろう?

人間として生まれて、恐らくは初めて触れる本という媒体の中で、
人は一体何を学ぶのだろう?

深く考えたこと無かったなぁ。

私はただ、感じていただけ。

お話と絵の中に深く深く入り込んで、
自分でも気付かない何かをただ感じていたような気がする・・・

だから、うまく言葉にすることが出来なかったのかなぁ。


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どこかで見たことある風景だと思ったら、
子どもの頃読んだ絵本の中だった・・・ということがありませんか?

どこかで聞いたことある言葉だと思ったら、絵本の中の言葉だったり。


椎名さんがモンゴルの大地を旅して二重の虹を見たときに

「どこかで見たことある気がするなぁ」と思っていたら、

昔読んだ『スーホの白い馬』のワンシーンだったそうです。

知らず知らずに心に取り込んだ風景が呼び覚まされることの荘厳さ。
人間が大人になってあらゆる文学を学んだとしても、
生まれて間もなく触れた本たちのことは無意識に深く刻まれるのでしょう。



人それぞれに家族の形が存在するから一概には言えませんけど、
絵本は大人(特に親)が子どもに読んで聞かせる機会が多いと思います。

絵本の中には様々な世界がある・・・
冒険も良識も理不尽も喜怒哀楽も何もかも。

絵本の中で、子どもは息を呑むような数々の経験をするけれども、
「自分を守ってくれる大人の腕の中で冒険する」限り、
その時は怖くても辛くても後は大丈夫みたいです。
守られた記憶が助けてくれるから、ね。


世の中に素晴らしい文学が数あれど、
子ども時代という限られた時期に触れられるものには限りがあることでしょう。

他の文学と違って、絵本には内容が有ろうが無かろうが構わないと思います。
『良い内容』なんて、大人の都合なだけってことも多いから気にしないの。

それよりも何よりも、一生に何かを残す絵本と出逢えますように。

絵でも言葉でも生き方でも何でもいいから、
一生心に残る絵本と出逢えますように・・・

年齢だけ大人になってしまった今でも、そんな絵本に出逢い続けたいです。



今もって絵本の中の言葉に深く影響されている私。

歌詞を作ろうとするたびに、その言葉に強く方向を定められてしまいます。

いつか忘れた頃に、そのお話をしてみましょうか。





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