2006/6/28

日本の心、自分の心  文学

母の病状が思わしくなかった数ヶ月前、
遠方の親戚たちが次々とお見舞いに来てくれました。
私とは初対面の人も居たのですが、
心から母を気遣ってくれる人に会えることが嬉しく、
皆から束の間の安らぎを貰いました。


久々に会うことができた叔母は、ある方面のプロフェッショナル。
本を書いたり講演をしたり大学で講義したりしているような才媛です。
バリバリのキャリアウーマンのはずなのだけど、
おっとりした物腰と美しい言葉遣いがとても素敵な女性なのですよ。

その叔母と食事をしながら、ゆっくり話す時間に恵まれました。
 
 ”私は海外に行ったことが無くいずれ行きたいと思っているのだけど、
  それを考えるたびに母国のことを知らなすぎる自分に愕然とする”

そんな話の流れになって 『最近古典に興味が出てきた』 という話をすると、
叔母が一冊の本を教えてくれました。



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 『英語でよむ万葉集』 


著者の リービ英雄 は、アメリカ生まれの日本文学作家です。

万葉集といえば伸びやかで柔らかな日本語の美しさが信条ですが、
それを大切にしたまま英訳するとこんな分かりやすい文章になるのかと
新鮮な驚きを隠せません。(枕詞まで、ちゃんと英訳されてるのですよ)

言葉の上っ面だけ追ったって、
背景や詠み人の立場を理解しないと本当の意味は伝わらない ・・・
日本語でも英語でも同じことなのね。


自分の文化を大切にする人こそ他人の文化も大切に出来るのだと
感じることがあります。
それは国の単位になっても同じことかも知れません。

私にはまだまだ学ぶべきことが多すぎる ・・・





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