もうひとつお騒がせとなりそうなのが、教育委員選任の人事案件だ。委員の1人(日本福祉大学教授)に替わって、市長が推薦したのが、大手進学塾の社長だ。教育委員は、学識経験者、学校関係者のほか会社役員や医師などがいるから、塾だからといって一概には悪いとはいえんが、公教育と教育を営利とする塾は、ある意味、性格を異にするといえる。人物を見ていないので、何とも判断しかねるが、既にこの人物の素行や悪評など教育者とは思えないような怪文書で流れている。
なぜこの人物なのかという点では、市長さんいわく「長男がこの塾に通っていて、社長の話を聞いて立派な人と思った」とのことだそうだが、民主党の中からさえ、今回の人事案件については疑問の声が上がる。
