11/15土木交通委員会において東山動植物園のアジア象獣舎の整備について所管事務調査を行なった。東山動植物園再生プランの基本計画に基づいてアジアゾーン・アジアゾウエリアとして今年度中に工事着手し、H24年度から本格工事に入り、H25年度オープンを目指す。
施設は、現在のゾウの飼育施設の3倍、自然に近い形でえさやりやイベントを通じて子どもたちと動物のふれあいを楽しんだり、生物多様性として種の保存を目的としている。新しいゾウエリアでは、東山の森を背景にふるさとのスリランカをテーマとしたものである。群れをなして生活するゾウの生態を観察することができる。新設予定の獣舎は、鉄筋2F建てで2F部分が体験学習施設を備えた学びの場となる。オープン時には、現在の3頭の他、2頭が加わる予定。東山のゾウの歴史は古く、1937年の開園当初から子どもたちの人気者として親しまれた。戦後、「ゾウ列車」として東京からも特急列車で多くの子どもたちが東山に訪れた。
(写真は、完成イメージ図)
