後援会の方と紅葉の美しい高山へ行ってきました。気温は、11℃と少し肌寒い。観光シーズンとあって平日であるが、多くの観光客で賑わっている。
今や各地でゆるキャラがブームとなっているが、さて飛騨地方に伝わる元祖ゆるキャラ?ともいえる「さるぼぼ」であるが、お土産として街のいたるところで見かける。「ぼぼ」とは、この地方の方言で、赤ちゃんという意味。つまり、猿の赤ちゃんということだそうだ。人里離れたこの地方は、冬になると大雪で閉ざされ、目立った産業や田畑も少ないが、村の子どもたちの遊び道具(玩具)として余った布でつくったのがいわれという。災いが去る(猿)、家内円(猿)満になるとして、縁起物のお守りとして使われた。また色が赤いのは、悪霊払い、疫病(天然痘)除けのご利益があると伝えられる。
顔がないのは、赤ちゃんは“喜怒哀楽”がその時々で違い、人の気持ちを映し出すという。もともと土着の人形であったため、何の気負いもなく作られたためともいわれている。
(写真は、久々の登場の次男坊!)
