今年3月にオープンしたリニア鉄道館が、来場者50万人を達成した。当初目標の年間60万人を上回るペースである。(写真は、今年5月)
リニア基本整備基本計画が策定してから40年が既に経過。東郷も今年、ちょうど40才となったが、子どもの頃の夢であったリニアが、実現に向けての構想が発表された。2027年に時速500kmで東京・名古屋間を40分で結ぶ。さらに2045年には東京・大阪間を67分で結ぶことになる。超電導を利用した最先端技術によるリニア中央新幹線であるが、総工費10兆円規模の超巨大国家プロジェクトだけに、東北の復興が優先される中、財源的な目途の課題が残る。しかしながら、東海道新幹線の開通からまもなく50年を迎えようとしてきているが、日本の高度経済成長を支えてきた原動力となった。まさに次世代への夢の扉が開かれようとしている。
将来、東京・名古屋・大阪がひとつの大都市圏として結ばれ、グローバル化が進むアジア圏においても強い都市インフラの構築となり、産業誘致や観光、生活・文化などあらゆる面で発展が期待される。
