埼玉県所沢市から正副議長と議会運営委員会のメンバー14名が名古屋市会の調査で訪れた。名古屋市議会基本条例や改革への取り組みについてのヒアリングを行なったほか、減税や地域委員会など河村市長の二大公約や現在のリコールをめぐる一連の名古屋市の混乱についてまでを説明させていただいた。全国から注目を集める名古屋市であるが、報道によって多くの誤解があるようだ。われわれ名古屋市会として、これまでどのような議論を行なってきたか、政局的な話ではなく、政策的な取り組みについて話をし、問題点について説明を加えた。委員からは、活発な質疑があり、貴重な意見交換をすることが出来た。
東郷も所沢市出身ということで同席させていただいた。事務方だけでなく、議会側の話を是非、聞かせてほしいとの要請をいただいた。所沢市は、人口34万人のベッドタウン。議員定数は、34名。お茶の産地として知られ、狭山丘陵にまたがる宮崎駿監督の映画「トトロ」の舞台となった自然の豊なところである。同郷ということで大変懐かしい話で弾んだが、縁あって名古屋市へ視察に訪問いただいたことを大変うれしく思う。
