名古屋市議会の解散署名が9/30現在で43万名を超えたとの発表。正直これだけの署名が集まるとは、思いもよらなかったが、議会も市民の声を謙虚に受け止めなくてはならない。今後、10/4に選挙管理委員会に提出がされ、有効署名36万6000名を超えれば、住民投票が行なわれ、議会解散の過半数の賛成があれば、リコールが成立し、来年2月に市議選が行なわれる。
しかしながら、今回の署名活動では、多くの違法な署名の収集が横行しているとの通報がある。受任者以外のものや代筆、郵送や回覧板によるものなど何でもありの違法な署名活動が公然と行なわれている。署名活動を9/27に締め切った後も、署名収集や電話で生年月日を確認する行為がかなり組織的に行なわれているとの情報が後を絶たない。こうした違法署名は、形式要件が整い、選管に提出された場合は、チェックする術がないのが現状だ。自治法の規定では、性善説にのっとっているため、これらの違法署名な形で収集されたものが提出されることなどよもや想定していない。これらは、法の趣旨を著しく歪める行為で、民主主義の根幹を揺るがすものといわざるを得ない。
今後、選挙管理委員会において厳正な審査をすることを切に臨みたい。
