いよいよ生物多様性締約国会議(COP10)を前にプレイベントとしてカウントダウン講演会の最終回に松原武久前市長が『環境』今昔物語〜名古屋の取り組み、これまでとこれから〜と題して講演を行なった。
平成9年に市長就任以来、藤前干潟をはじめ、ゴミ非常事態宣言など環境先進都市の礎を築いた。その後、自然の叡智をテーマとした愛・地球博の成功によって、環境首都を目指し、堀川の浄化など様々な環境への取り組みを推進した。今後は、「低炭素都市2050なごや戦略」に基づいて@集約型都市構造への転換A最新環境技術の導入Bエネルギー転換C社会システム・ライフスタイルの変換などの目標を掲げ取り組んでいくとのこと。
本会議でも松原市長(当時)と環境教育の取り組みや役所のペーパーレス化について質問をさせていただいたことを懐かしく思い返した。松原前市長と久しぶりにお会いし、現在は中京大学の客員教授を務められているが、環境への取り組みについてライフワークとして生涯現役を貫いている。今の名古屋の現状をとても憂いていたが、肩の荷がおりたようで、教育者として教壇に戻られたためか、とてもイキイキとされているようであった。今後のご活躍をお祈りします。
