ホームページがリニューアルしとりますねぇ。
ノブヲがやってくれました。
ノブヲに栄光あれ。
ここも久々だなあ。
最後の投稿は・・・
去年の12月ですか・・・
その間に私は人の親になり35年ローンを抱え込みました。
明らかに身の丈を超えた舵取りである事は自明の理。この人生の選択がこの先どう影響するのかは神のみぞ知る処。
しかしながら、それ故に家に引っ込みゴロ寝して新婚さんいらっしゃいを眺めるだのバンドから離れて打ちっぱなしに通うだのという事は無い訳で、ほんとに音楽を辞める理由なんてぇのは見当たらないものだなあと感じる次第です。
いや子はかわいいですよ。めっちゃ。
何事も経験して実感するもんですな。
子供がこんなかわいいもんだなんて知らなかったすよ。
そんな倅が先日風邪をひきまして、鼻ノドの不快感からかグズり方がハンパなく、なだめるのに往生した訳です。
あの手この手を尽くす中、日頃観せている教育テレビの幼児向け番組でダマるという事を掴み、録画して手を焼いたときにはテレビの前に連れて行くを繰り返し何とかしのいでおりましたが、バリエーションを増やした方が良いのではという事で幼児向けのDVDを物色しに近所のツタヤへ。
話の内容なぞ分らんだろうから、キャラクター物で歌とか踊りとかそんなんがいいんじゃねえか、とか、いやでもこのうさぎのキャラは絵がシンプルだからお話でも食いつくのではないかなぞ考えながら厳選した4本。セサミストリートの歌がいっぱい入っとるやつと、ひつじのショーン、ミッフィーのなんちゃら、それから教育テレビのお母さんといっしょのさいたまアリーナでの一大イベントのやつに併せて松田優作のひとごろしを借りた。
ひとごろし。これは初見だったんですが、意外な内容でしたね。
もっと太刀合い斬合いなのかと思っておったところが、松田優作のカッコ悪キャラを強調した様な腰抜け侍の士道にもとる手練手管の上意討ち道中劇に優作氏独特の狂気、ふてぶてしさがだんだんと加わっていく展開がじわじわと効く作品でした。
丹波哲郎の仏頂面の手練役も好対照。
やっぱ角川なんだっけ?何か時代劇なのに雰囲気が軽いというか、音楽のせいだったりすんのかな(角川っぽかったけど)、いやそれが内容にハマってて良かったんですけどね。
あ、で原作は山本周五郎なのね。
山本周五郎原作って結構ありますね。
黒澤さんも好きですよね。
日日平安とか赤ひげとか。
戦前作品とか文体なんかで敷居が高いのかなとか思ってたんだけど、そうでもなくてほんと味のある話が多いです。
2冊程持ってるけどこれは入ってなかったなあ。
探してみよう。
そうそう、結局セサミもミッフィーも何の興味も示しませんでした。


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