2008/4/4

滝本サリン事件−見舞金10万円  カルト・宗教・犯罪

あのー、与党案について私の名前まで挙がっているので、書いておきます。

法案としては、民主党案があまりにまとも。−自民党案と異なり、人身被害者に対する未配当金約20億円を破産管財人を通して配当する形によって、補償するものです。

1−民主党案は、補償がまあ総計金として、2倍で篤い。自民党案は、その積算では12億円にいくはずがない偽り(入院しなかった人など請求しない人も多いのです)。

2−民主党案は、破産債権として届けて裁判所の審査もへた確定金額の、未配当金ということであり、それぞれの被害実態にあうものです。

3−大切なのは、国家の力を背景にオウムから求償するところにある。未配当の全額でなければ、まずは被害者自身が更に残った金額について、自分でオウム真理教から回収せよ、と言っていることになる。つまり、自民党案は被害者切捨て法です。

4−法務省か警察庁か、見舞金支給のために、あたらしく仕事を増やすのが自民党案、なんなんだか。事務費用は何千万円の予定かなぁ?

5−自民党案は、被害者らは改めて届出をしなければならないという、酷い話。診断書を改めてどう取れと言うのかしら。破産管財人からの配当の形ですれば(まだ届け出ていない方はもともと破産管財人に届出できるわけでして)、費用はかからないのですが。

−与党は官僚の「前例がない」という発想にいつまで付き合うつもりか、それでも政治家か。重態のままの3人、両サリン事件の死亡者を初め、被害者に手厚くしてあげて欲しい。国家権力者の代わりに殺され、前例のないサリンを使われ、その上で自助努力、共助努力をしつくしてきたのですから−

で、困るんですよね、滝本サリン事件。事件は、1994年5月9日、甲府地方裁判所の駐車場にて、私の自動車の空気吸入口にサリン30mlだったか流された事件。松本サリンと同じ純度60%の通称「青いサリン」。まあ、私は、空気吸入口を常に閉じていたので、それと晴れていて乗るまでにはだいぶ蒸発していたのでしょう、目が見えなくなった程度で終わった。

その被害者である私が、ここでも何度も書き、与党などへの説明でも述べていること。

1−あのー、私は加害者青山吉伸あてに民事裁判をして、勝訴し、そしてなんと出家者であってお金がないはずなのに(実質的にはそのお金持ちの親御さんが、と思う)支払ってきたのです。遅延損害金を含めて2200万円ほど。

2−ですから、私はもう破産の債権届出も取り下げており、請求権はないのです。もちめん見舞金なども貰わないのです。

3−なお、2200万円ほどは、私は、治療費や任意提出された自動車の査定金額としてもらったり、代理人弁護士に遠慮なく規定どおり支払い、その後の弁護団活動費用としたり、弁護士会や、人権基金に寄附したり、JSCPRやカナリヤの会の運営資金に廻したり、「滝本空中浮揚」の記念テレカを作ったり、様々な団体に寄附したりしてます。オウム真理教被害者の共助基金にも1000万円を寄附し、破産配当の「共助」部分の上乗せ原資になっています。

時事通信
>与党のプロジェクトチーム(臼井日出男座長)は4日、
>被害の程度に応じて1人当たり1500万円〜10万円を支給する法案の骨子
>支給総額は約12億円の見込みで、月内にも与党案として通常国会に提出
>死亡した24人に1000万円
>介護が必要な後遺障害を負った3人に1500万円の「見舞金」を支給
>重度障害の4人は1000万円、その他の後遺障害の6人は500万円とした
>重傷病は100万円、1カ月未満の傷病は10万円。
>両サリン事件に加え、坂本堤弁護士一家殺害、目黒公証役場事務長監禁致死
滝本太郎弁護士サリン襲撃、VX襲撃で、計約4000人。
教団内部の事件は対象から外した。
>警察庁に給付を申請。被害認定には、起訴状や診断書を使う。 
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