2006/12/25

4人の死刑執行−「死刑の理由」  憲法・社会・官僚・人権

本日朝、4人の死刑執行があったとのこと。

100人になろうとする死刑確定者がいるとのこと、
刑事訴訟法上、死刑はもともと確定してから6ヶ月と5日以内に執行しなければならないのだから、執行が続くことになんら不思議はない。

一方で、アムネスティや、日弁連は反対をする。
私はその両方に入っている。

・日弁連は強制加入団体。死刑執行を停止しようとするのがその中の多数意見。
反対する意見は確実に少数でもあることを知っており、もはやあまりいう気も起こらない。
で、私は死刑論議のシンポなどに呼ばれれば出るが、もう日弁連などは呼ばないみたい。なんでだろう?

・アムネスティは本来、自国以外の政治犯の救出の為の団体。
私は、死刑存置論者であることを明言しつつ本来の範疇でのみ会員となったものです。

で、廃止論者には、ぜひ読んで欲しいと思うのが下記の本。
何処かの死刑廃止の集まりで述べたことがあるが、皆さん読んだのかなぁ。
読もうとしないで、また読んでないのに、廃止しようなんて言わないで、と。

この本を編集したのは裁判官でいくつか問題がある人。
だが、本の内容は最高裁判決事案の集約と法規定の当たり前だが詳細な説明。
だから、本に問題にはない。是非。

私のこのブログの前の、さるさる日記に過去、紹介したものです。

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http://www2.diary.ne.jp/user/140664/

■2004/03/04 (木) 死刑の理由−新潮文庫 井上薫著

先に紹介したが、永山判決以降1995年までの43件を収録したものです。
最高裁でも死刑になった事件のすべてで、量刑理由を、地裁・高裁・最高裁とも示している。

死刑論議をするときはやはり事実から出発して欲しく、この本は必須だと思う。だって、総論的な死刑廃止・存続論争の前に、事件は日々発生しているのだから。

んで、自分として、なんとか死刑にしないでもいいと思う事件はないか、と考えながら、再読しています。といっても、終身刑のようなのにしたいというのであって、現在の無期懲役で良いとは思わないが。

限定的な文字情報のみと言う限度はありますが、この43件の事件を議論する掲示板とかあっても良いかも。

裁判員制度なども実現しそうな今日、国民が正面から考えなければならないこととなりました。
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そのうえで、

それなりに全体像、詳細を知っている事件として、オウム集団の一連事件について

・松本智津夫死刑囚の死刑は清々粛々とすべきものであり、
・元弟子12人は、死刑にしてはならず、死刑執行をしてはならない

と確信するものです。
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2006/12/26  13:29

投稿者:DH

はじめまして。以前より拝読させていただいて
いる者です。早速で恐縮ですが、

>死刑存置論者であることを明言しつつ本来の範疇でのみ会員となったものです。

廃止論者でなくても会員になれるとは知りません
でした。容認派はメンバーにはなれないと思って
いました。

御紹介の「死刑の理由」、仰るように(また著者の
井上氏も言うように)廃止・存置どちらの側に
立つとしても、読むべき資料だと思います。

>死刑論議をするときはやはり事実から出発して欲しく、この本は必須だと思う。だって、総論的な死刑廃止・存続論争の前に、事件は日々発生しているのだから。

全く同感です。個別・具体的事実をすっとばして
いきなり理念のみを語っても説得力に欠ける
のではないかと思います。

http://blog.duogate.jp/minzda

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