2006/10/27

核兵器廃絶、表現の自由  外国・外交

菅義偉総務大臣が、NHKの国際短波ラジオについて、放送法上の「命令放送」をしようとしていることに、異議がそれなりに出ているのですね。
不思議、全会一致でもいいと思うのに。

これ、先日書いているからそう書かないけれど。
・昨日の新聞だとテレビでもあり得るみたい、なるほど、条文上はラジオとは書いてないですね。
・ですが、テレビ(勿論国際テレビ)までの議論は必要あるまい。技術的・費用的にまだまだ難しいのではないかと思うし、韓国の放送局への委託放送があり得るのだろうけれど、北朝鮮宛にテレビ放送しても意味がない。
北朝鮮国民や拉致被害者本人その周辺が聞けるようにすること、その可能性があることが北朝鮮政権が動揺することが目的だから。

昨日の新聞で興味深かったのは、
自民党内からは「指導でいいのでは」との意見が出たが、
大臣は「行政指導でなくオープンでしたい」と述べているとのこと。
その姿勢は、大変良いことです。

自民党的には「指導」でさせてしまうほうが伝統的であり、一部の反発も招かなくて済むかもしれないし、放送させられることの結果は同じようにあろうから、良いのでしょうけれど。オープンな議論こそ大切だと思う。

行政指導は、実にいやらしく、裁判にも馴染まないものですから、民主主義にむしろ反するものです。

で「命令放送」という法律上の言葉は強烈に聞こえようが、先に述べたとおり、北朝鮮政府のした拉致事件については、良いことではないのでしょうか。

大地震のあとの安否放送を流しているようなもの、政治的には北朝鮮政府へのゆさぶりにもなる。今更マイナスはない。
そして「命令放送」であったほうが、日本政府の厳しい態度を示すことができる。臨検とかの場合よりも、直接、戦争に結びつく可能性は少ない。

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ニュース「北朝鮮を名指し非難、国連軍縮委が核軍縮決議案を採択」

>国連総会第1委員会(軍縮)は26日、
>日本が主導して提出した核軍縮決議案
>「核兵器の全面的廃絶に向けた新たな決意」を
>賛成169、反対3(米、インド、北朝鮮)、棄権8で採択
>決議には北朝鮮の核実験の非難も
>12月に国連総会本会議で正式に採択される見通

アメリカは反対したんですね、核保有国の核軍縮とか将来の廃絶とかが、たぶん盛り込まれているからでしょう。

反対が、米国と、インドと、北朝鮮か、ああっ。

まったくなぁ、これが、北朝鮮政府への説得力を無くすんだよなぁ。

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で、週刊新潮だったか文春だったか、中川大臣がまた「核兵器の議論云々」といっているんですね、

そりゃ、うがって考えれば、
北朝鮮が核兵器を保有となれば、日本もそうするだろうということを匂わして、中国・ロシアに対して、北朝鮮政府により強く当たれ、というメッセージにはなるのかも知らんが、

その発想・提起は「核兵器の廃絶」をしたいとする立場と、あまりに逆方向です。

核兵器は、絶対に、使ってはならないし、使わない兵器。
だから、それを持つべきかどうかの議論も一切不要。
と言うべきものだと考えます。

(これは、憲法改正のための国民投票法案で、議論や法案提出自体がけしからん、なんていうのと異なります。
憲法は多くの条文があり、場合によれば変えることが必要なものであり、何より憲法自身が改正規定を置いています。だから議論自体が駄目、なんて私は考えない。
もちろん、この時期の国民投票法案の提出は、九条改憲のためですから、より慎重に十分議論して決すべきことですが。)
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