2021/8/21

各政党外に―LGBT新法について。  憲法・社会・官僚・人権

 下記の通り、各政党と女性の人権につき努力されて来た方に連絡したので、ここに報告します。とはいえ21日はそのフェイスブックのコメント欄に記載しただけです。
 23日追加―23日は誤字脱字など修正しつつ、末尾の各政党あてに郵送しました。またFBなどに書いた「3の解釈規定を入れることができないときは質疑・答弁して国会議事録に残して下さい」という4は、削除して郵送しました。


参考―野党提出案●性的指向又は性自認を理由とする差別の解消等の推進に関する法律案
https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_gian.nsf/html/gian/honbun/houan/g19001057.htm

−LGBT理解増進等にかかる法案につき、問い合わせとお願い―

拝啓、貴党におかれては、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。私は****弁護士(日弁連登録番号18596)******。

1 さて、LGBTの理解増進差別解消法案につき、うち「自認女性」につき、問い合わせとお願いを申し上げます。

 私は、不勉強で恥ずかしい限りですが、最近になって下記のことを知りました。すなわち、この法律で尊重されるとされる1類型である「自認女性」及びその支援をする方々において、陰茎があるままでも当然に、公衆・大規模小売店舗・レストラン等の女性用のトイレに入れると主張する方が多く、更に女湯に入る権利まである又は女湯につき問うても否定しないままがみられるということです。
驚愕しています。

2 私は、性は多様ですから、同法案の成立に本来は賛同する考えなのですが、多様な性の中の一つ「自認女性」にあって、このような主張があるとは知りませんでした。
法律上は、住居侵入罪の不成立理由である「正当な理由」があるかどうかの問題となろうところ、新法ができればこれにあたり「入ることができる」筈との主張になるかと思います。

 これは、娘や孫娘を持つ私にあって、いやそれに関係なく、少女含む女性にとって危機的なものと考えます。女性トイレや女湯に、女性のふりをした男性が入ってくる事件はありふれた事件のであり、わいせつ行為に至ることも少なくありません。
自認女性か偽りの自認女性なぞ分かりません。

 しかるに、この問題がそのままに同法が成立すれば、「自認女性だ」と主張されることにより通報がためらわれ、警察がひるむは確実だと考えます。
同法は理念法であって法的には自認女性は男性ですが、「性自認」という言葉での法案表現であることからも、十分あり得る事態です。

3 そもそも性の多様性を承認するということは「自認女性は自認女性だ、それで良い」とするものだった筈であり、「自認女性は女性だ」とし、一律に女性として対応しなければ差別に当然なるものではないはずです。
一律に対処することこそ「性の多様性」に反すると確信します。

 たしかに、経産省トイレ訴訟では、2021.5.27の東京高裁判決で逆転したものの、地裁判決で職員である原告の女性トイレ利用が認められました。
しかし勝訴の地裁判決の論理は、手術はしていないが性同一性障害の、特定人原告の特定トイレの使用案件であることから、女性トイレの使用を認めたものです。

 したがって、同地裁判決によったしても、広く使われる公衆トイレを自認女性が使えていい筈だ、ということにまったくなりません。

 しかるに、同法があのまま成立すれば、「女性自認の者は公衆の女性トイレを使えるのだ」という主張のまま陰茎あるままの方が確実に多く入ってこられましょう。
混乱は増し、更に偽りの自認女性が確実に増大することもあいまって、女性らに危険性増大・恐怖感という負担を与えるは明白です。
女湯でも同様のことが起こらないという保証はありません。

4 この問題は、上記の高裁判決が正しく指摘しているように、自認女性の権利・法益と、女性らの権利・法益とが衝突する場面です。

 私は、女性専用エリアでは女性は無防備であること、ブライベートゾーンを晒すことからも、基本的には女性の法益が優先すべきであり、自認女性の法益は譲歩されるべきものと考えます。

 これら法の制定が先行していたイギリスにあっても、最近になってこれら問題が明確になり、公衆のトイレの設計方針が変わってきた模様でもあります。

5 以上から、このことについての貴党の考えを伺いたく、また次のことをお願い申し上げます。女性の権利・法益をどうぞ忘れないで下さい。

第1 自認女性の性自認を尊重するためには、公衆の女性トイレの利用を肯定する方向ではなく、トイレ等が複数以上ある場合は「女性」「男性」から「女性」「どなたでも」と男性トイレ等をこそ変更するようご唱導ください。

 男性は自認女性につき違和感はあっても恐怖感はなく、自認女性にあって「どなたでも」とすることにより入りやすくなりましょう。

第2 これらの法律が成立しても、自認女性は女性トイレまして女湯・脱衣場等には入れないと考える、と貴党において明確に示してください。

第3 「性的指向又は性自認を理由とする差別の解消等の推進に関する法律案第190回衆第57号」であれば、例えば新たに下記の19条を挿入し、以後繰り下げとして下さい。
 
  (女性専用エリアについての本法の解釈について。)
 第19条 この法律は、陰茎ある者がその性認識の如何にかかわらず、女性専用エリア(女性のみの利用に限られるとする公衆浴場、温泉、更衣室、トイレ等の各施設)に入ることを許容するものと解釈してはならない。


 以上の通りです。どうぞよろしくお願い申し上げます。

 新型コロナが猖獗極めているところ、皆様のご健康を祈願いたします。 敬 具
 
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2021/8/25  12:05

投稿者:友北

なるほど。
自認女性においては、女性よりも昔風の「女性らしく」している人が多い傾向にあるかも知れませんね。その気持ちからは仕方ない所なのでしょうが、女性のステレオタイプを進める危険性があると。

https://mainichi.jp/articles/20210725/k00/00m/040/291000c

2021/8/24  1:25

投稿者:シロ

生まれたころから女性ジェンダーを押し付けられるのが苦痛でした。何の自認も持たなくても、差別され、被害を受けます。
そこに、自ら女性と名乗り身体違和さえない男性が現れること、「小さい頃からスカートが好きだった」というようなことを言いながら益々女性へのステレオタイプを強化していくこと。好きで女をやってない人間にとってどれ程の屈辱か伝えきれません。この問題に立ち向かってくださる方々が増えてくれることを心から望みます。

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