2020/9/12

京都ALS事件―尊厳死協会  日常のこと

ああ、ようやく長尾和宏医師が書いてくれた。まさに日々現場で、考え実践してきた方、尊厳死協会で色々と議論されてきた。多くの人が読んで欲しい。

そう、京都ALS事件は「人生会議」がなかったんだ(後記2つがそのポスター)。その主治医教育が必要なのだと。尊厳死の形でもなんとか苦しまずにできたみたい、残念です。

―京都ALS嘱託殺人事件への僕の想いを日本医事新報9月号に書かせて頂いた。
掲載は9月19日号
http://blog.drnagao.com/2020/09/als-web.html
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 傾聴と対話に徹して安易に結論を出さない。そんなことを1〜2週間の間に2〜3回繰り返す。 もしそれでも彼女の気持ちが変わらなければ、人工栄養のカロリーを徐々に減らすことを提案するかもしれない。すぐには生命に影響しないし、その間に彼女の考えが変わるかもしれない。注入するカロリーを緩やかに減らしながら、彼女の心境の変化を確認する作業を続ける。
 それでも気持ちが揺るがず、家族やスタッフも彼女の意思を尊重するという意見で一致したなら、さらにカロリーを減らして水分だけにするかもしれない。 カロリーがゼロになっても、水分が1日500mLでも入れば人は死なず月単位で生きる。ただし、水分もゼロになれば7〜10日後に最期を迎える。全身倦怠感と呼吸苦が強くなるのでモルヒネ等による緩和ケアや場合によっては持続的鎮静も考慮する。でもこれは安楽死ではなく尊厳死。人工栄養を差し控えた結果の死は尊厳死と呼ばれている。
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