2018/11/13

ひかりの輪の本質とカルト性について  カルト・宗教・犯罪

11月10日、東京世田谷区烏山で話してきたことのレジュメは下記です。
下記の一部を話し、またその他のことも話したものですが、ともあれレジュメをアップ
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ひかりの輪の本質とカルト性について
−2018.11.10 弁護士滝本太郎

◎ オウム事件の本質2つ
 ・ 日本は原爆を2回のみならず、貧者の核兵器と言われる化学兵器を2回、無差別殺人のために使われた国になってしまった。
 ・ サリンを作り・撒いた人も、他の実行犯らも麻原彰晃に帰依しつつ、「良い人」が「良いことをするつもりで起こした」事件だった。
−絶対者麻原による心理操作の上で、宗教的確信にもとづき起こった事件

1 ひかりの輪のメンバーは脱会者か。
−脱会過程をとんと経ていないことに注意。

  破壊的カルトとは、「代表または特定の主義・主張に、絶対的に服従させるべく、メンバーないしその候補者の思考能力と思考意欲を著しく低下ないし停止させ、隠された目的のためには、違法行為(刑事・民事・行政上)も繰り返してする集団」

―上の指示に従う、外部の人に対して選民思想、目的のためには手段を選ばず、すべて百かゼロか、を中心として、各団体の教えへと信念体系が、変わってしまっている、それが戻っているかどうかが課題。分派、分流した団体だからといって「脱会」ではない。

「脱会」後の心理面を具体的に述べれば、
・「脱会」後の過程は、   揺れ戻し、他のカルトにいかない為
@心にポッカリと大きな穴
→ A 激しい自己嫌悪
→ B 代表と組織を憎む、憎む自分を憎む
→ C どこかで乗り越え一つの経験とする
・途中の赤ちゃん返り  ・改めての反抗期  ・2度目の挫折
・その後遺症−百かゼロかの発想、「奴隷の喜び」の記憶−を克服をめざすべし。

2 事件発覚後の経過 (詳細は、筆者のブログ2010.12.12外に)
http://sky.ap.teacup.com/applet/takitaro/20101212/archive
第1期 1995年5月〜1997年1月31日の破防法棄却
― 獄中説法の影響期
第2期 1997年2月〜1999年末まで
― 破防法棄却による誤解とハルマゲドン期待期
第3期 2000年1月〜2003年6月27日まで
― 団体規制法制定と上祐の「麻原隠し期」
第4期 2003年7月〜2006年5月まで
― 上祐派と原理派(妻・三女)の暗闘期
第5期 2006年5月〜2011年末まで
― 大分裂とオウム裁判いったん終結期
第6期 2012年1月〜2013年末まで
― 逃亡犯全員逮捕による再確認期
第7期 2014年1月〜2018年7月6日死刑執行
― 麻原家分裂確定、「山田らの集団」の確立期
第8期 2018年7月6日〜現在
― 教祖の死刑執行後の(暫定的)混沌期

3 ひかりの輪の現況 −今、観察処分を外すことを最大の目的としている。
−1−一部被害者、文化人、メディアの取りこみ
・いくつかの新聞社、雑誌、「知識人」−なお、外部監査委員の河野氏は2015年末辞任
・監視と批判する学者、メディアへの攻撃 資料A 藤倉氏報告 2016.初夏

−2−国や批判的論者に対する激しい対応。 資料@ 国家賠償訴訟 2014.11.7
・国相手に3円損害賠償請求が係属(上祐本人)、公安調査庁調査書につき名誉毀損
・団体規制法所定の観察処分での調査対応での検査忌避の実態が暴露される。

−3−罪につき、社会と歴史に一般化して逃れようとする態度
・アレフのみをオウム集団だとし脱会活動、社会の公認を求めている。メディアなど
・命日3.20 6.27 11.3の軽視
・日本の戦争責任「軍部が悪い」「一億総ざんげ」と同様だと主張
・死刑執行は、教祖も弟子もやむなし他人事という態度  資料G 声明 2018.7

−4−「宗教事業」            資料B 旅館業法違反 2014.8.6

−5−内部での矛盾と苦悩         資料C 脱会通知 2011.10.28
・上祐以下の位階、出家制度は維持・旧い出家者が時に離れてきている。

4 ひかりの輪原告の、観察処分取り消し訴訟について
 2017.9.25東京地裁では、被告の国側が負けている。高裁の行方は ?
 なお、2018.2.23、2018.1の更新についても取り消し訴訟が提起されている。
判決文中、争点についての一部より
 同一性の判断基準についても明確な定めはないのであって、このような場合に,双方の集団に対し別個に又は「連合体」若しくは「支部,分会その他の下部組織」として当初の観察処分の更新決定を行い得るかは,解釈上の問題である。
 もっとも,被告は,原告とAlephが団体規制法4条2項にいう「継続的結合体」に当たると主張し,原告とAlephが「連合体」に当たる又は原告がAlephの「支部,分会その他の下部組織」に当たると主張するものではなく,原告とAlephとが別個の団体に当たるとしてもそれぞれに期間更新をすることができると主張するものでもない。 
 そこで,以下では,観察処分を受けた団体が後に複数の集団に分派又は分裂した場合において,当該各集団が団体規制法における同一の団体に該当するか否かという観点から原告とAlephの関係を検討する。  (中略)
 本団体は,本件観察処分当時においても本件更新決定時においても「団体」に該当し,Alephは,本件更新決定時においても,本団体の少なくとも一部を構成するが,原告とAlephが一つの団体であると認めることはできない。  (中略)
 もっとも,上記のとおり,原告とAlephが一つの団体であると認めることができない以上,本件更新決定のうち原告を対象団体とした部分は,違法であるといわざるを得ないから,その余の争点について判断するまでもなく,原告の予備的請求は理由がある。

5 欺瞞性(ぎまんせい)を改めて確認 
資料D 上祐改革案 2000.1.16
−1−財産や居住場所、出家者の意思確認など協議のうえで別れた(分派ではなく分流)
−2−内部の地位は、オウム集団の位階による
−3−マイトレーヤ正大使という権威の利用    −4−自ら才能があるという
−5−麻原には霊的指導者としての能力があると  −6−人生をかけた上祐
−7−嘘をつくのがワークの上祐   資料G 殺人事件の総括しないまま反省だと
−8−麻原説法による影響      資料E 麻原説法―マイトレーヤ 1993.1.3
●メンバーは「やはりグルは麻原尊師」という言葉を待ち、上祐の自由。●

5 周辺住民の方々にお願いしたいこと
・自らまた若い人が、はまらないように。―もはや、ふた昔以上前の事件と思われている。
・「行ってみたら普通の人、良い人ばかりだったよ」という当たり前のこと、それこそが怖ろしいことと知られていない問題
・人生というものを伝える。―生きがいとは何か、死ぬことの怖さにとらわれたまま。
以 上

資料@ 国家賠償請求訴訟 2014.11.7
公安調査庁が提出した調査書に名誉毀損があったなどとして、「ひかりの輪」は7日、国家賠償請求など  ひかりの輪構成員が(1)サリン事件を正当化した(2)いまだに元教祖の麻原彰晃に帰依している−などと「構成員の証言を歪曲(わいきょく)している」と。また、公安調査官が「麻原死刑囚と同一視される仏画が、ひかりの輪の祭壇に掲示されていた」と語った今年10月のテレビ番組での発言も「事実は全く存しない」と。金銭目的はないとして3円請求

資料A 藤倉氏報告2016.初夏
宗教学者への言いがかり http://dailycult.blogspot.jp/2015/06/blog-post_14.html
 2016.5.9、宗教学者・塚田穂高氏(国学院大学)がTwitter上で、住民デモの様子を写真とともにリポート。デモ隊がひかりの輪本部に抗議文を届けた際に、教団関係者が対応に出なかったことについて塚田氏は「上祐史浩・広末晃敏らは、住民の抗議声明文も受け取らず完全無視」と記載  5月29日、ひかりの輪広報を名乗る宗形氏がTwitter上で、「完全無視」は事実と異なるとして訂正を要求。また宗形氏は、塚田氏がアップした「名前を変えてもオウムはオウム」横断幕マンションの写真について、上祐氏らが入居するマンションの写真であるとし、マンションの管理組合の許可が必要であるなどと抗議
 デモから1カ月近くたった6月上旬時点でも、ひかりの輪が抗議文への回答を行っていない 「ひかりの輪広報」は塚田氏らに対して、Twitterに投稿する前に連絡をなどと事前検閲の要求とも取れる申し出、写真について「マンション住民が問題だと言っている」「マンションが特定されてしまう」という旨の主張 

資料B 旅行業法違反 2014.8.6  【MSN産経ニュースの抄本】
無登録で旅行業を営んだとして警視庁公安部は6日、旅行業法違反の疑い
「ひかりの輪」の東京都や大阪府などの関係先8カ所を家宅捜索  ひかりの輪はことし5月、旅行業者の登録を受けずに、「聖地巡り」と称した旅行を企画、実施した疑いホームページによると、同団体は「聖地巡礼が一つの特色」としており、平成14年から神社仏閣などを訪れ始め  2カ月に1回ほどのペースで、一般の参加者も募集  これまでに栃木県の日光東照宮や和歌山県の熊野三山など各地。 不起訴

資料C 脱会通知 2011.10.28  通  知  書
当職は、****氏(昭和***日生、オウム真理教でのホーリーネイムは*****師)の代理人として、次のとおり通知する。
同氏は、2005年頃、オウム真理教からその後継の貴団体に入会し、以後2ヶ月に1回通知人が受給していた年金20万円程のうちの20万円後に10万円程を布施しつつ、出家者らの食事の世話などしてきた。通知人は、矛盾と行き詰まりを感じて何回か脱会しようとしたものの説得され止まってきたものであるが、この**月**日早朝身の廻りのもののみをもって宛名マンションの拠点を離れた。また同日、郵便にて一身上の都合により脱会する意思表示も郵便でなしたものであるところ、当職がその代理人に就いたから、改めて、本年**月**日、貴団体をも完全に脱会したものであることを、確認のため通知する。
荷物についてであるが、(中略)また、貴団体代表役員上祐史浩氏は「ばらした荷物を私たちの手で再び梱包する義務はない」「ともかく、逃げ盗むという悪業には、大きな苦しみがあり他を尊重するという善行には喜びがあるということを知ってもらいたい。それが貴方の今生の最大の修行の課題だ」などと今回も述べているところ、これらは何ら理がないばかりでなく、脱会が悪業にあたるとしていて恐怖をあおっている者であり、著しく不当である。
今後一切、通知人に対しては、電話、メール、郵便、訪問などの方法のいかんを問わず、何らの接触なきようにここに警告する。上記のとおり通知かつ請求する。誠意ある対応なくば断固たる処分に移行するから留意されたい。  2011年*月*日  ***代理人 弁護士滝本 太郎
〒**  世田谷区南烏山6***宗教団体 ひかりの輪 代表役員 上祐史浩 殿

資料D 上祐出所後、オウム集団「長老部」での上祐改革案  2000.1.16
@ −「宗教団体アレフ」にする。・組織の性格は、教団を拡大して尊師の死刑を止める。・そして再開を可能にする。・表向き、教祖や子どもなど麻原家を、外す。
A −新たな布教活動として・「21世紀サイバー教団」として、インターネットで布教活動をする。・「アクエリアス教団」として、科学と宗教が合致した超人を育成する。・「ホワイトフリーメーソン」として、オウム色を出さずに救済活動をする。企業活動の基盤をつくる。・グローバル教団になるべく、イギリス・ロシアで、インターネットを活用して、布教、経済活動をする。
B −声明では、麻原尊師の指示、関与を認める。・謝罪し、被害補償活動を行う。・被害者を「守護者」と呼ぶ。・発表することで、マスコミを味方につける。
C −観察処分について。・立入り検査を逆利用し、危険性なしのアッピールをする。・職権濫用の告訴、国家賠償請求の前提として、証拠の保全に努める。・大日本帝国に似ているとして、国民を味方につける。
D −立入り検査に対する「対策マニュアル」・法務部名で出す。・訴訟、懲戒免職を求めるために、氏名・役職を確認し、写真を撮る。・問題がないものはある程度見せるが、焦らしながら見せること。・金庫や机は、鍵をかける。自分の机じゃないという。パソコンは、立ち上げを求められても、自分のパソコンじゃないのでバスワードを知らないと。・人の調査に対しては、立入り検査は設備や帳簿の調査が対象でしょう、という。・個人的に使用している者、団体に無関係などと対応する。

資料E 麻原説法―マイトレーヤの独り立ち 1993.1.3
1993年1月3日の上祐史浩こと「マイトレーヤ正大師・大乗のヨーガ成就式典」での教祖説法
「息子として転生し、弟子として転生してきているということは、当然わたしもいずれ彼(上祐)を離さなければならない時期が来る。離さなければならないとは、一人立ちし、そして多くの衆生のリーダーとし、その世界の救済をしなければならないということである。」

資料F ひかりの輪の 声明
麻原死刑囚等の死刑執行について      2018年7月6日
 本日、麻原死刑囚をはじめとするオウム事件の確定死刑囚の死刑が執行されました。
 本日は、くしくも、当団体が被害者団体との間で被害者賠償契約を締結した日(2009年7月6日)から、ちょうど9年目の節目の日でもあります。
 この日に執行されたことの重みもかみしめ、当団体はよりいっそう被害者の皆さまへの被害者賠償に努めるとともに、 アレフの拡大抑止などの事件再発防止に努めていきたいと思います。
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本日の6人のオウム事件死刑囚の死刑執行について  2018年7月26日
麻原への執行がされた7月6日にもお伝えしましたように、当団体はよりいっそう被害者の皆さまへの被害者賠償に努めるとともに、 アレフの拡大抑止などの事件再発防止に努めていきたいと思います。
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資料G 吉田英子さん殺人事件の現場にいたこと隠蔽への弁明
別紙のとおり。−デイリー新潮2018.7.19号に出ている記事
https://www.dailyshincho.jp/article/2018/07190557/
4



2018/11/14  11:45

投稿者:友北

今春2月だったかな中川に面会した人です

2018/11/13  22:54

投稿者:セイラ

資料Gに関連する疑問です。
http://www.momono-yoshifumi.net/?p=13207

>そして今日は、会場にいらした方(仮にAさんとします)、
>この方自身も、オウム真理教に命を狙われ
>今も大きな障がいを負っている方ですが、
>この方からは大きな証言も飛び出しました。

>死刑執行前の中川智正死刑囚と接見し、話をした。
>彼は「もう自分は嘘をつく必要がない」と話をしてくれた。
>吉田英子さんの事件についても語ってくれた。
>自分(中川)が吉田さんの足を押さえていた。
>新実智光が首を絞めて殺した。
>上祐は近くでニヤニヤ笑っていた。そう証言した。

この日、発言されたA氏は、いつ、中川から女性信者殺害についての話を聞かれたのでしょうか?

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