2017/2/8

「生粋の日本人会」への書き込み  憲法・社会・官僚・人権

下記は、フェイスブック「生粋の日本人会」という所に書き込んだ文章の転載です。

 出されようとしている「共謀罪」について。
 うーん、比較的若い方が多いのかなぁ。「権力」というものに対して甘いと思います。それでも、この間の経済格差、非正規労働をやたら恣意的に拡げている日本において、資産の増殖をさせることによる大金持ち層、自民党などにやたら献金して、税金を安くしてもらっている富裕層、大企業の上位層の人ならば、まだ分かるのですが。でも、まずそういう人はいないのでしょう、私も同じ。

 「刑事法にさえもなる」というのは、権力者に武器を与えるもの、その好き勝手をしやすくさせるものです。サヨク、ウヨクとかの問題ではないんです。権力者は、いつ代わるかもしれない。甘すぎましょうと。 

 自分は、交通事犯とかで少し逆らったから逮捕とか、車内を調べられたらカッターナイフがあったから同行とかの事案も経験しています。主義主張など関係せずとも、警察官の機嫌が悪い時や成績を上げなければいけないときは、そんなものです。スピード違反の取り締まりとかで感じませんか。

 時の政権の出そうとする法律案を、どうしてそんなに簡単に信頼できるのか、ししまうのか不思議です。安倍さんが出そうと誰が出そうといかんものはいかんです。それは贔屓のひき倒しというものかと。「法律」っていったん成立したら、政権が代わっても継続するものです。警察はいろんな武器を広い裁量で使っていきたがるものです。ひょっとして、サヨク相手に使われるなら良いとかの感覚ならば、甘すぎると。

 刑事事件は、既遂が処罰の原則で、例外が未遂、更に極めて例外として「予備罪」があります。「陰謀」についても内乱、爆発物等については処罰規定があります。一部である理由は、被害もないのに処罰する必要はない、人は時にしょもない話し合いをしたりするのだから、たとえば窃盗の計画合意とか段階では、処罰しないものです。刑事法についての謙抑主義といいます。

 それが代わるのが今回の「共謀罪」。映画「マイノリティ・リポート」ってありましたね、あれは単独でも計画することで事前逮捕ということで、陰謀罪よりも広いがまああの世界です。ちなみに、今の日本でも殺人予備罪があります。殺人はナイフを用意して近づいていったとかで、判別しやすいもので、逮捕も処罰可能です。ナイフを持っていればそもそも銃刀法違反でもある。

 それがまあ、一般的な窃盗やら何やら、「共謀にて捜査、逮捕できてしまう罪」を作るというのです。大日本帝国憲法以来の、刑法の体系を変えてしまうんです。

 大臣は、ハイジャックでチケットを買った段階で処罰できるようにしたいなどと言ってましたが、おバカな話です。もう航空機云々の罪はあるんです。オウム事件に思い起こせば、共謀罪なんて意味がない。チラシにはその説明を入れましたが、警察が「まともな組織的テロ」を判別する感覚こそが大切だろうと考えます。一般的な、陰謀を処罰する罪など作る必要なんて、とんと無いんです。

 でも今、政府が作りたがるのはなぜか、最大の趣旨は「盗聴社会」でしょう。国内版エシュロンを作っていく根拠とするのでしょう。オーウェルの「1984年」とてもお勧めです。すなわち、「犯行の合意」が証明命題なんだから、メールやらSNS、電話盗聴が必須でしょうね。やたら広く盗聴、監視体制を作り、キーターム、特定の人の情報を集めていく、と。そして、ここのようなSNSに書き込んでいる人も特定すべき対象だろうと。

 そんな息苦しい社会は嫌だな、と。
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