2014/10/9

集団と個人−2つのインタビュー  カルト・宗教・犯罪

下記2つから、「集団と個人」を考えた。
強くお勧めします。

http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20141007/272279/?ST=smart
ノーベル物理学賞−3人のうち人の中村修二氏の、2005年1月のインタビュー

http://wedge.ismedia.jp/articles/-/4290?page=1
イスラム国‐元同志社大学教授中田孝氏の、インタビュー


前者は、青色LEDの輝きの強いのを量産できるようにした方。今回、もともとの発明者2人とともにノーベル賞。おめでとうございます。
会社あてに200億円だったか訴訟を起こして、地裁で600億円の寄与とし200億円を認められたが、高裁で6億円(遅延損害金を含めて8.4億円)の敗訴的和解となっていた。

−今回知ったのは、この裁判の経緯は、会社対応の酷さからあきれてて米国に行った後に、会社から秘密漏洩罪とかで告訴されたことを契機に、訴訟を起こしたとのこと。そして、すでに「米国人」になっているとのこと。

私は、会社の利益からすると、半分の600億円位払うのが当たり前のことのように思う(半分以上は税金になるけれど)。そりゃ、会社の場を借り、他の従業員の努力もあって発明したのだろうけれど、中村さんがいなければ発明できなかったもの。大発明なんだから、おかしくないと思う。
−日本における「会社という制度」「集団と個人」との関係を考えさせられる。こんなことでは、日本の優秀な技術者が流出してしまうではないか、と。

後者は、北海道大学の休学中の学生を、「イスラム国」に紹介した人。
実に興味深いインタビューです。
この「就職活動がうまくいかなかった(こともある、ということなんだろうけれど)」という25歳という学生については、昔、ダッカ事件などで人を多く殺した極左の赤軍とか(ハイジャックして北朝鮮に行き、今さらまともに帰れなくなっている、しょもない人もいます)、そして私も相対してしまっているオウム真理教の若者との比較を考え起こしてしまいます。

−日本社会という「集団」の閉塞感というか、若者の焦燥感というか、それは決してばかにできないことであり、そこからテロリストも成長してくるのだと。1万人に一人そんな人がいれば、毎年100人前後の若者が日本から出て行っても、おかしくない計算になります。暗澹たる気持ち。
−日本には、確かに昔ほどには夢がないだろうけれど、しっかりと歴史と状勢をとらえて、自らの夢の実現、社会を変えようとする行動をしてきている人もいるのに、と。

そして、中田元教授。54歳とかなのに、なんで「元教授」なんかな、大学とも色々なことがあったんだろうなあ、と推量ですが思う。そしてインタビュー内容に驚き、です。正直な話なんだろうけれど、「まさに無責任」だと思う。酷いものだ。−現実の一人ひとりの若者の人生や命を考えていない、と思う。世界全体、社会全体を、俯瞰しかつ哲学的に考察しているんだ、という上から目線でいるのだろう。困ったもんだ、と思う。

オウム問題における中沢新一氏(なんと未だに「明治大学特任教授/野生の科学研究所所長。多摩美術大学美術学部芸術学科客員教授」なんですね)と同じだな、と感じる。同氏のことは、このブログに何度も書いてある(左の所にブログ内検索にて)。

オウム問題における中沢新一氏
≒イスラム国問題における中田孝氏

だなあ、と感じます。いかに近づいても「矩をこえない」言動でいられるかどうかで、まともな学者かどうかが、決まると思う。
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2014/10/12  13:21

投稿者:友北

あっ、間違えました。ご指摘ありがとうございます。訂正します。

2014/10/11  7:20

投稿者:ああ

中村考ではなく、中田考では?


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