2014/2/20

なぜ麻原一審弁護団を批判しないのか  カルト・宗教・犯罪

http://blog.asahara-kousoshin.info/

上記は教祖の三女名目のブログです。刑事訴訟法に大変詳しく、言い回しも弁護士的なブログですけれど。

うーん、上記に記載あるようなこと、特に「松本死刑囚の訴訟能力に疑問があるのになんで裁判を終結させたのか、不当だ」という主張は、オウム真理教アレフ側や山際永三氏、浅野健一氏、山中幸男氏らもそして森達也氏らその他の一部「文化人」「知識人」が言うのだけれど、

実に不思議なことが一つあります。実に簡単なこと。
一審段階から教祖の訴訟能力に疑問があるならば、一審の国選弁護団12人が裁判時の訴訟能力につき何ら争わず、裁判所あてに「鑑定申立」すらしなかったことについて、なんで一切批判せず、なんで裁判所を批判するばかりなんですか、弁護人が主張しないのに裁判所がそうは職権発動をするはずがないでしょ、ということなんです。


実に不思議です。
その請求をしないことから、私は当時、ああ国選の一審弁護団も、私外多くの人の考えと同じく「どう見ても詐病」と考えていたんだろうな、と思っていました。だからこそ、いかに「引き延ばし作戦」を取ると言う方法もあるにしても、鑑定申請はしないで来たんだろう、馬鹿らしくなってもいたのだろう、まあ消極的なやり方だから国選弁護人として許されるものかもなぁ、と思っていました。そして、お疲れ様あ、と同情もしてきた。

ちなみに、弁護士はたとえ国選であっても、被告人が争う以上「認める」と言ったら懲戒ものです。実際、そんな例がある。私の経験では、随分昔ですが裁判途中に「実は、やったんです」と脅迫事件だったか弁護人の私にはついに認めたんだけれど、「でも争いたい、告訴するなんて納得できない」と、どんなに「却って不利になりますよ、まず間違いなく」と説得しても言うので、やむなく最後まで無罪主張した、そんな例まであります。国選弁護人は「辞任」したくでも制度としてないのです。私選ならば自由に辞任できるけれど、国選の場合「信頼関係が崩壊したから解任命令を出して」と裁判所に言うしかないんです。だが、この場合「信頼関係が崩壊した理由」を裁判所に言えば本人が実は事件を認めていると言わざるを得ず、とんと弱りました。で、最後まで無罪主張をしましたです。それが弁護人まして国選弁護人の義務です、つらいものです。

ああ、本人が認めても「否認」を、国選弁護人限りは時にします。私選だったら辞任するほかないのでしょうけれど。実際、形上は本人は認めて弁護人身が争うとした方が良い場合もあり、もちろん本人として有罪をもらいたがる身代わり事件ではそんな矛盾が当然あります。こらは国選の弁護人として当然許される。またなすべきことです。


まあ、そんなことから、麻原一審裁判の場合、被告人本人がたとえ嫌がっていても、責任能力まして訴訟能力については、当然に鑑定申請をし、少なくとも裁判をストップさせる努力をしてしかるべきだった。それをしなかった。実に不思議でした。私は教祖につき、もちろん訴追側の弁護士であり、彼の状況を詐病と思っているから、文句は言わなかったけれど。

ちなみに、私は、控訴審での教祖の(二女、三女選任?の)私選弁護人2名が控訴趣意書を提出せず、裁判を確定させたことについて、後々のことを考えて懲戒請求を出し、結局2人とも「戒告」となりました。

それとの比較においても、
三女らが冒頭のように主張するならば、一審弁護団弁護士について、三女らとして「少なくとも訴訟能力につき鑑定申請するなど争わなかったことが弁護人の基本的職務に違反している」などとして懲戒請求をしなかったこと、また控訴審の私選弁護人弁護士が懲戒請求しなかったことが、実におかしな話だなと思います。ああ、他の森達也氏らの方でも良いものです。誰でも請求できるものです、もう3年だったか経過したから懲戒請求はできないけれど、「批判」は今でもできる。

一審弁護団弁護士につき懲戒請求もその後も批判しないで、未だに地裁・高裁についての冒頭の主張をしているなど、「教団拡大のための、事件はでっち上げ、陰謀論の普及をするための方策」と言うほかないです。
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