2013/1/22

白々しい、ちなみに「体罰」でさえない  憲法・社会・官僚・人権

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大阪市立桜宮高校の体罰問題に絡み
・橋下市長が(体育科、スポーツ健康科学科)の募集中止を要請
・市教委は21日、臨時の市教育委員会議を開き、体育系2科の募集は中止し、普通科に振り替え
 本来の普通科(定員160人)は、試験日程が3月11日で、国・数・英・社・理の5科目。体育系2科(同計120人)から振り替える普通科は、体育系2科の試験日程(2月20、21日)のままで、試験科目も現行の国・数・英の3科目と運動能力を測る実技検査で実施。募集範囲も体育系2科と同じ府内全域。入学後のカリキュラムもスポーツに特色のある内容を検討すると。(2013年1月22日読売の要旨)
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つまり、「どうせ1年限りの1年生だけ『普通科』」
実に白々しい。

それこそ、いじめられたり、体罰、教育のあり方に疑問をもつ生徒と、受験生らの不信を募らせるばかりではないか、と。

A−「敵」をつくってのみ実力あるように魅せる橋下市長については、その顔を立てる。
B−教育畑にとっては、実質は変化なきよう、時にはしっぽ切りにしていくという一環。


「教育長」と橋下市長の、談合ないしアウンの呼吸があったのではないかなあ。酷いものだ。一人だけ反対していた教育委員は、骨がある、偉い!と思う。

そもそも、橋下市長なぞ、「体罰が必要な時もある」なぞと言い、この事件についてもろくに調べもしないうちから「手が出るときもある」などと言っていた。もともと「いじめられた経験」ではなく「いじめた経験」ばかりあるような感じの人、と感じる。

そんな考えの首長や議員が、そこらに幾らでも居る、という状況が、ひどい体罰事件やら、いじめ事件がなくならない土壌となっている。

他の部活動の試合出場?も一律自粛させてのも、「連帯責任」の発想であり、実に同じ土壌から生まれている果実

なお「教育委員会制度の形がい化」と「教育行政のトップ教育長」の問題点は下記で書きました。
http://sky.ap.teacup.com/applet/takitaro/20120716/archive
ああ、そこに書いた「大津市」のいじめ死亡の件はどうなってるのか、まったく。

橋下氏は、「教育委員会制度」を本来の形にするのではなく、これを無くして、「教育長」をトップとしつつ市政の下におこうとしているだけ。そして、それを日本の制度としたいだけ。

あの高校をまともにするためには、
1−当該教諭
2−これを増長させた校長、教育長を含む教育行政畑
3−同じく、それで良かったなぞと言っている残った勝ち組OB、OB会、PTA
4−その土壌の下、そういうものだと思いこまされた来て生徒ら
への対策が必要なものでしょう。

今回の「どうせ1年限りの1年生だけ『普通科』」なんていう方策は、これらに対して、なんら有効な方策ではない。その教諭と校長あたりを移動、免職させたとて、何が変わるはずもない。数年すれば元の黙阿弥。
高校での武道授業を必須などとした今日、どこの学校でもますます酷い実態となっていくのでは、と気になる。

亡くなった高校生には、傷害の治療・診断はしっかりなかったのかな、写真などは無かったのかな。
まずは、当該教諭の傷害罪容疑での捜査が必要なもの。当時、警察は対応しなかったのかな。どうなっているのか。

あれは「体罰」でさえない。それは殴打した回数が1度でも「体罰」でさえない。高校生はわざと悪いことをしたのではないのだから。


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