2012/3/16

PMCS、カウンセラーの倫理  カルト・宗教・犯罪

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 滝本弁護士は、「一般的に言えば、カルトから連れ出された人は、心にポッカリと穴が空き、自己嫌悪に陥ります。次に教祖を恨みます。そして教祖を恨む自分を恨みます。それを乗り越えなければ」と克服への対処法について説明。
 また、依存癖や、0か100という白黒の発想が消えにくく、精神的にも幼くなっているという。「カウンセラーの方に依存してしまうこともあるので、それを避けなければいけません。カルト巡りにならないように、そこをきちんと理解したカウンセラーにつくことが大事です。同じような立場の人と交流することも必要でしょう」と述べ、「復帰への時間がどれくらいんかかるかは人それぞれですが、急がせないでほしいです。ぼちぼちの精神でゆっくりといくことが第一です」と強調した。
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1−ポスト・マインド・コントロール・シンドローム
PMCS、なぞと呼ぶこともある。
脱会してからの心理状態の変化と、途中の危険性のことです。

上記はこの3月9日付、電話取材による「スポーツ報知」の記事。まあ1週間過ぎたから転載ご容赦を。うーん、
・「連れ出された人は」ではなく「脱会した人は」です。
−連れ出されただけで辞めるはずもなく、心に穴があく筈もなし。
・経過途中に戻りたくなることがある
ということが抜けてしまっていた。

その他は簡潔にまとめられていて素敵だと思うが、うん十分確認しないとやはりいかん、と反省した次第。

2−カウンセラーの倫理は下記のとおりと考える。
これは、日本脱カルト協会でのものだが、会員でなくとも是非参考にして守ってほしいと思う。もともと下記サイトに出しております。
http://www.jscpr.org/norm.htm

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破壊的カルト問題にかかわるカウンセリングにあたる者の申し合わせ
                            2000.1.22
 破壊的カルト問題にかかわるカウンセリングにあたる者(以下「カウンセラー」という)は、深刻化する破壊的カルト問題に対応すべく、カウンセリングの広がりと充実を目指し、次の通り申し合わせをする。

1 目的・種別
 カウンセリングは、破壊的カルトにからめとられた本人の自立・自己の回復を目的とし、また家族らの福祉に尽くすことを目的とする。

 破壊的カルトに関するカウンセリングは、重要な関係人たる家族についてのカウンセリング、本人の脱会カウンセリング並びに脱会後の自立のためのケアーカウンセリングからなる。

2 カウンセリングの開始
 カウンセリングは、本人または本人の家族らからの相談によって始める。このとき、カウンセラーの各立場に応じて、場所、費用、方法などについて、十分に協議するものとする。

3 技法
 カウンセリングにあたっては、本人らの心理状態、そこに至る経緯、自らとの心理関係などについて十分に注意して、誠心誠意努めなければならない。

 特に脱会カウンセリングにあたっては、家族と本人が中心となり、これに助力する立場であることを確認する。

 カウンセラーは、嘘・偽りの内容を伝えたり、恐怖をあおってはならない。医師が治療で行うとき以外は、当然のことながらいかなる薬物も使用してはならない。

4 影響力について
 カウンセリングは、本人らに対し、多大に感化を与えるものである。したがって、カウンセリングにあたっては、カウンセラー自身の個人的宗教、思想、信条に同化させることを目的としてはならない。

5 尊重と協同
 カウンセラーは、正当な理由と根拠なく他のカウンセラーを非難してはならない。

 カウンセラーは、必要あるときは他のカウンセラー、精神異常にわたるときは精神科医、法的問題にわたるときは弁護士など、その職務を尊重し、かつ協同してカウンセリングに務めなければならない。

6 研修
 カウンセラーは、自己の能力を高めるべく、カウンセリング手法の修得のため、他のカウンセラーと交流する、文献研究をするなどして、自己の研修に務めなければならない。

7 秘密を守る権利と義務
 カウンセラーは、本人及び家族の秘密を守らねばならず、何者からもこれらを明らかにするよう強制されない権利をもつ。特にマスメディアについては、依頼人の明確な許可を得なければならず、研究会、会誌等で事例報告するときも十分な匿名性を確保しなければならない。
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