2011/11/26

メディアのしょもない標題  カルト・宗教・犯罪

この間、メディアでは、しょもない見出しが、時にあった。
そんなことでは、今後ともしょもない話が出たり、陰謀論ごっこが好きな論者も、そしてオウム真理教信者もいるので、よろしくない。そこで、下記のとおり書きます。


第1−標題「麻原は、何も語らなかった、とか謝罪も弁解もしなかったの類」
−まったくもって冗談ではない。そんなことを書くメディア人は失格です。しっかりと資料を読むべし


1−初公判(1996年4月24日)では、しょもない説法をした。
で、最後が「聖無頓着の実践」とかだったから、裁判長が
「それで事件を実践したんですか。」

と明確に認否するよう求めた。それを止めたのが、安田弁護士
「あなたには、黙秘権があるがそれ以外に話しますか」

ってなことを、裁判長の許可なく言って黙らせ、裁判長が
「黙秘権は告知してあります、邪魔しないように」

と言ったが、その時はもう話さなかった。

あれがボタンのかけ違い。

2−破壊活動防止法の弁明(1996年5月15日、5月28日)
では、麻原自ら、2度にわたり、「真理国は空想のもの」とかなんとか、しょもない話を滔々と話す場所を与えた。
 この2度目の弁明直前に「教祖を降りたい」なぞとして、破防法の解散命令適用を止めようとした(もはや関係のないことでしたが)。
 下記あたりに少し出ている。
http://www.asyura2.com/0401/nihon11/msg/487.html

3−重要なのが、初公判からちょうど1年目の1997年4月24日の罪状認否。
 この日、教祖は、英語を交えながらも、起訴された順に(事件の順番ではない)、その折に起訴されていた17件について、認否をした。 下手な英語を交えながら、驚異的な記憶力にて。最後には狂った振りをしながら、事件をつまりの所は認めつつ、自分の関与はほとんどないと、下手な理屈をこねています。
 これは極めて重要なところなのに、後に知られていなさすぎ。下記にあります。私も当日、聞いていましたが、そのままほとんど録音結果としか思えない内容のをアップしておきます。

http://www.cnet-sc.ne.jp/canarium/10-7.html

4−その後の不規則発言
 教祖は、井上被告や林郁夫被告の証言から始まり、自己に不利な証言があると証言妨害をし続けてきました。まさにタイミングの良い時に、「とこで空中浮揚してみてくれ」とかとか言って妨害してました。傍聴記録によく出ています。

第2−標題「真相は何も分からなかったの類」
 まったくもって、しょもな。公刊されている裁判記録だけでも相当にある。判決文も相当にある。これだけ大きな共犯事件で、ここまで証拠、証言が多くある事件はそうはないのではないか、とも思える。こんなことを書くメディア人は不勉強、かつそんな表現を信者や陰謀論者が喜ぶことの想像力がなさすぎる。


 ちなみに、麻原の一審判決文は下記。原文は、判例集から推測できるが、さらに詳細かつ証拠の内容、固有名詞などが入っていると思われます。
http://www.cnet-sc.ne.jp/canarium/trial/4-6.html

 よく分からなかったことは2つ。マインド・コントロールのそれぞれの機序が、西田公昭先生が出たようないくつかの被告人以外、多くの実行犯らにあっては明確にならなかったことは確か。
 それから「LSD」「覚醒剤」の影響が、この罪での起訴を取り下げてしまったからか明確にされていない。この取下げにより、そうは裁判が早く終結したとは思えない。この起訴を維持すると、元弟子の刑罰が軽くなるのを恐れて、突如取り下げたのではないか、と考える。
 薬物イニシエーションは、ビデオが多くとってあり、それも押収された筈です。それを公判で上映すべきでした。検察は、今からでもどこかに流出させて(うーむ)報道させるべきかと。

 それでも、薬物の押収自体は明確になっている。下記から転載。
http://www.cnet-sc.ne.jp/canarium/t-comment1.html#8
LSDは、111.881gのLSD、覚醒剤は159.156g、メスカリン硫酸塩3000.939gが発見され、証拠になっている。
 ちなみに、「麻薬及び向精神薬取締法中のLSD事犯と麻薬及び向精神薬取締法(概略)」には、「平成7年にLSDの押収量が極端に増加したのは、オウム真理教の教団施設からLSDの原末が111.881g(2,237,620錠相当)押収されたからである。平成7年のLSDの押収量からオウム真理教の教団施設から押収されたLSDの押収量を除くと、23,803錠相当である。」とある。
http://www51.tok2.com/home/EternalMelody/yaku/etc7.html

第3−資金の多さ、技術のやったことからして裏がある
 まあ、メディアにはそうは書いてないが、しょもない所には書いてあるし、ネット上で言う人がいる。しょもな。です。


 1−金銭について。
 宗教は、「信者」と書いて「儲」と読むように、まあ100人熱心な人がいれば教祖は贅沢できるものです。1000人いれば、相当に好き勝手できる。一万人いれば凄いことなんです。で、オウムには日本では、1万5000人ほど、延べでは3万人近い信者がいたです。

 1987年〜1995年3月まで、オウム真理教が確保した金銭は2−300億円ほどになると思う。お金持ちの入信で何億円もの布施があったこともあるし、在家で数千万円を出した人も実に多い。イニシェーションでも数1千人に何度も数十万円ずつ出させている。PSI(あのヘッドギア)の当初1000万円コースさえ数十人は出していると思われる。1994年にあれだけで4−5億円とかだったとか聞いてます。

 そして、出家時にはすべてを布施させている。早川被告さえ2-3000円だったか出している。親の預金などを勝手な解約させて持って来させた事件も多い。親の不動産を、いろいろと工作して売却させてもいた。もちろん、親が死ねばその相続財産を主張した(一切の縁はきった筈なのにね。)

 また、マハーポーシャのパソコン事業では、出家者やその予定者が、給料を振り込む口座通帳をそのまま会計に預けていて、毎年数億円は教団会計に入っていたはず。
 ああ、それから、教団の自動車同士を衝突させるなど保険金詐欺もあった。教団弁護士が関与してね。

 2−技術について。
 サリン1つにしても、ソマン、タブン、マスタード、LSD、覚醒剤、その他の薬物も多く教団で作ることができたのです。一応は自動小銃も。

 サリンなどは土谷被告に優秀さが際だった。まあ、既に作り方は調べれば出てくるものであり、相当の専門家で施設があればできるものだということ。で、第7サティアンではなく、クシティガルバ棟とジーヴッカ棟で作っていたのです。それでも何度も危ないことがあり、制作者自らが、パムとか硫酸アトロピンで助かっている。
 あの第7サティアンは大量生産のためのものであり、決して完成品ができたのではない。上祐提案のとおりに、土谷被告らが作ったコントラボ1000台の設備を用意して作れば、大量生産に成功したでしょう。

 自動小銃は、そんな工作技術はなかなか能力ある人がおらず、経営者が入信出家してしまった石川県の岡村鉄工所から工作機械を山梨県富沢町の拠点に移動させたが、まともなものはまあ作れず、かろうじて1995.1.1に教祖に見せた一丁というところ。ロシアからカラシニコフ現物を一丁分解してもってきたが、そんな程度でした。完成品の分解状態で見つかり、その写真は下記にあります。発射能力は鑑定実験で認められている。
http://www.jiji.com/jc/d4?d=d4_mili&p=ojk428-jlp06000041

 ああ、LSDは、原材料のエルゴタミンをロシアで早川が5s購入し、1sを1993年3月15日1s、4月4日4sを持ち帰ったと。教祖は当初、相手方に実施する武器として考えてきたのだけれど、その魔力に教祖自らはまり、1994年5-6月からの「キリスト」のイニシエーション用になったと。

 できなかったのは、核兵器、細菌兵器、レーザー兵器、レールガンの類。まあレーザーガンはおもちゃ程度のができて、假谷さん事件の時に使おうとしたのだが、それで目がつぶれるほどのものでもないというしょもなさ、ですが。原理に忠実に作っていってできたものでもある。核兵器は、オーストラリアにウランを掘るために1993年6月、土地を購入したことはたしか、で羊を追いまわして終わり。同国パースで、塩酸とかかが見つかり同年9月9日中川被告らが捕まったけれど。細菌兵器は、1994年私が話し合って出家を止めた人が、曰く「出家すれば直ちに科学技術省の次官だと聞いている」ということでして、たしかに立場からしても直ちに作れる能力もある人だなあ、とは思った。私に対する何度もの攻撃は、あの「空中浮揚」だけでなくそんなことも原因かと。

 そう、オウム真理教では、1990年くらいからかなあ、理系の優秀な人を相当に狙って入信させ、出家に導いていたりもしたから、武装化できたのです。何も不思議がない。
 私が、1995年3月に心配したのは、サリンどころか核兵器でした。当時は、ロシアから五億円あたりで小型のを購入できるのではないか、と言われていたのですから。そして、麻原は「化学兵器の次は原爆かもね」などと説法で言っていたのですから。
 だが、まあ自ら作るところに意義があるというようでして、そんな考えはなかった模様。ちなみに購入方法を取ったヘリコプターにしても、注文したまともなのではなロシアマフィアか何かに騙されてポンコツのヘリコプターが届いた次第で、核兵器を購入しようとしても騙されたでしょう。
 それでも、警察(これが刑事警察のみ)は、1994年末から捜査に入ることを決め、富士宮郊外におかれたヘリコプターが飛ぶ用意されたら直ちに逮捕できるように見張り始めました(まあ、オウム側もいつ強制捜査に入るかと、1994年11月からは富士宮署と富士吉田署を張ってました)。           以 上
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