2011/9/9

「あの事件」から目をそむけているのは?  カルト・宗教・犯罪

森達也氏が
>最も重要な論点である麻原の精神状態
>に対する認識の相違を議論したい

ようなことを言っているが、実にナンセンス。

1−こちらの批判・抗議の内容には、森氏のその部分の記述はまったく入ってないんです。だから、これは土俵替えをして抗議内容をウヤムヤにしようとする手法でしかない。
 それから、オウム真理教と事件の本質・特質を探るについて、麻原の裁判以降の精神状態が「最も重要な論点」である筈がないでしょうが。

2−だいたい、訴訟時における精神状態の鑑定なぞも、するなら一審弁護団が遅くとも地裁での裁判の後半あたりに求めればいいのです。ところが一切請求しなかった。安田弁護士は逮捕されたが他の11人の弁護士で十分請求できるものです。弁護手法として驚きましたが、後に、安田弁護士が「詐病とされたらもうおしまいだよ」と言ったとある(「A3」100ページ)。なるほどなぁと思った。

高裁で、控訴趣意書を延期してもらった期限に、なかなか出さないという危なさすぎるチキンレースをした揚句、手続問題で終了させたのは2人の私選弁護人です。私はブログに、2006.2.20西山鑑定の出た後、直ちに出すよう、思いを込めて書いているんです。それが3月末まであたりと甘い見込みなんだから。http://sky.ap.teacup.com/applet/takitaro/20060220/archive
この2人の責任は実に重い。私外の請求により結局日弁連で戒告になった、松本死刑囚は2人に損害賠償を請求してもおかしくない。処分の取消訴訟はしなかったみたいだなあ。この2人をもっと批判しないでおいて、なんなんだあ、と考える。

私は、松本死刑囚が「最終芸達者」(C青沼陽一郎)であることはその通りと考え、またウンチを壁に塗り付けるまではしていないのだから、統合失調症などにはなってないと思ってます(これを知られるとそこまでするかも)。ウンチって漏らすことに馴れると実は楽なのではと思います。自分は局部麻酔後に手術跡が痛くて漏らした時と、全身麻酔後の気がついた時のあの感覚しか知らないけれど。それから、娘らの前で実に可哀想だけれどあの程度のことは、麻原さんは死なないためならばするさ。麻原さんの性格傾向を通常の感覚・基準で考えてはいけないさあ。

訴訟能力について、私どもと森さんが「議論」しても意義なぞないです。非専門家同士が、ましてあやふやな情報でもって議論しても意義がありようがないでしょ。当たり前のことなんだが。

今になって、ああつまりは「A3」は松本死刑囚の死刑執行をしてはならないということの理由をこそ、書いているのだな、と気がつきました。私もばかだなあ。
1−「弟子の暴走」した事件だからとの主張
2−訴訟能力がなく裁判が不当だからとの主張
3−社会を含めた「相互作用」だからとかの論法
4−判決も記録も碌に検討せずに「多くの謎を残している」とか「何も解明されていない」とかの主張


オウム事件の判決や証言を多く無視し、「あの事件」からもっとも目をそむけているのは、信者以外では、森達也さんではないか、と感じます。
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