2011/4/27

先駆的な松本市―他自治体もお願い  大地震・原発・基地

毎時0.6マイクロシーベルト以上の所の不安について、何度も書きました。これに絡んで松本市の先駆的な施策が分かりました。

文部科学、厚生労働両省が19日、保育園や幼稚園、学校活動での放射線量について、児童なのに年間20ミリシーベルト限度を設定し、更に、夏休みが終了するまでの暫定基準として、校庭の放射線量が毎時3・8マイクロ・シーベルト以上の場合に屋外活動を制限する、とした件です。

これ、マスメディアがその不可思議さをとんと書かず、ましてや高濃度の自治体の首長が、避難自体について政府を批判してるような報道がされているのが、実に心配です。自治体の首長にあってこそ、積算で多いところは当然のこととして、毎時3.8マイクロ以上はもちろん、それ以下でも毎時0.6マイクロを超えている所は、乳児・幼児・子ども・妊婦は避難しろ、と言うべきではなかろうか、まして校庭で遊んで良い、なんてしている教諭や教育委員会があっていいのか、と思います。

(東電・政府の責任が重くあり、避難が生活はもちろん、仕事の面、地域のつながりを絶ってしまうなど悲惨なことは分かりますが、首長の責任として、毎時0.6マイクロ以下で安定するまでは、子どもや妊婦には、自ら鬼になって、避難させるべきではなかろうか。)

で、長野県松本市にあっては、福島県での指示区域など以外でも、15歳未満の子供がいるところは「配慮を要する避難者」として公営住宅に入れる可能性を広げてます。


下記にある第2分類−福島県で15歳未満の子がある世帯を含む−の方について、公営住宅への入居可能性があるのです。素敵です。選挙していたところも市長など決まったでしょう、どうぞ他の自治体も同様の体制を作って下さい、お願いします。

松本市長は、菅谷昭氏。医師です。経歴は下記にあります。なるほど、もっとも今回の重大性を理解している首長なのだろう、と。http://www.city.matsumoto.nagano.jp/aramasi/sityo/puro/index.html
松本市に敬服します。

http://www.city.matsumoto.nagano.jp/
http://www.city.matsumoto.nagano.jp/touhoku/hinan/sogomado/index.html
http://www.city.matsumoto.nagano.jp/touhoku/hinan/ukeire/index.html
** 以下抄本 ****
避難者の分類
災害救助法の適用市町村からの避難者を、次のとおりに区分します。(ちなみに災害救助法は、福島県では全域に適用されています
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000014j2y-img/2r985200000167hm.pdf

1 第1分類
 住宅を失った者、東京電力株式会社福島第一原子力発電所において発生した事故に関して、原子力災害対策特別措置法及び災害対策基本法により設定された警戒区域、計画的避難区域、緊急時避難準備区域に居住する者
2 第2分類
 自主避難者のうち「配慮を要する」者、医療が必要な者、福祉の手当てが必要な者
 なお、配慮を要する者とは、災害時要援護者のほか、福島県内に居住している世帯で、15歳未満の者を有する世帯をいう。 
3 第3分類
 自主避難者(上記を除く)
*******
1 第1分類及び第2分類の世帯(者)
 (1)第1段階
  市営住宅及び教員住宅を当面の間避難場所として無償で提供する。
    ※ 当面の間とは、6ヶ月単位で、最長は原則2年間とする。
  ア 現状の受入可能住宅
   ・市営住宅 12戸
   ・教員住宅 38戸  
  イ 窓口
    住宅課
  ウ 布団など生活必需品について
    原則入居者が用意する。
 (2) 第2段階(第1段階の施設が満杯になった場合)
  長野県と調整。当面第3分類の世帯(者)と同様の扱いにする。
*******
5



2011/4/29  18:40

投稿者:takitaro

どもっ、書き込みありがとうざいます。うーん、受動喫煙との関係ですね。そのうち政府も言いだすかもしれないですね。私
・受動喫煙などは避けられるが−神奈川県では尚更に−、本件の場合居住している限り避けられない。
・原爆の放射線の影響につき下記ブログに記載したように入市被爆者に直接聞いたこともあり、その研究センターの成果が容易に信用できない。
http://sky.ap.teacup.com/applet/takitaro/20100811/archive
・まして原爆ではなく、それよりはるかに低量にしても長期被ばくの場合の影響については、大いに違うのではないか、とも思える。
・特に子ども、妊婦について考えるべき、と。
・ブラジルなどのもともと放射線が強い地域との比較で、特にガンが多いわけではないということから、悩むものなのですが。

で、今回の基準をでいくならば、あの放射線管理区域の定義自体も変えないとおかしい、と考えます。

2011/4/28  8:50

投稿者:山本英司

放射線のがんリスク、100ミリシーベルトで受動喫煙なみ
2011/4/24 19:36 情報元 日本経済新聞 電子版 677文字

 放射線を健康に影響が出るとされる100ミリシーベルト程度浴びた場合でも、がんの発生するリスクは受動喫煙や野菜不足並みにとどまることが、国立がん研究センターの調べでわかった。肥満や大量の飲酒、喫煙に比べると低い。低線量の放射線による健康影響を考えるうえで、ひとつの目安になりそうだ。

 広島、長崎の原子爆弾で被爆した人のうち約4万4000人が、その後、どの程度の割合で肺がんなどを発症したかを長期間にわたって追跡調査した放射線影響研究所などの論文と、国立がん研究センターなどが実施してきた生活習慣によるがん発生リスクの疫学研究とを、津金昌一郎・予防研究部長らが比較検討した。

 原爆で100ミリ〜200ミリシーベルトの放射線を浴びた集団は浴びていない集団に比べてがんになるリスクが1.08倍だった。生活習慣によるリスクと比較すると、1日1箱たばこを吸う夫を持つ妻が受動喫煙でがんになるリスク(夫が禁煙の妻と比較して1.02〜1.03倍)や野菜嫌いな人のリスク(野菜を食べる人と比較して1.06倍)よりもわずかに高い程度だった。

 肥満や運動不足、塩分の取り過ぎなどでがんを発症するリスクは1.1〜1.2倍程度で、放射線を100ミリ〜200ミリシーベルトを浴びた場合よりも高い。

 一方、男性の喫煙者はたばこを吸わない人よりも1.6倍がんになりやすい。放射線の被曝(ひばく)量でみると2000ミリシーベルト以上浴びた場合のリスクとほぼ同じだという。

 津金部長は「がんは様々な要因が複雑に絡み合って発症する。放射線リスクだけを気にしすぎないようにしてほしい」と話す。


放射線と生活習慣の
発がんの相対リスク比較 受動喫煙の女性 1.02〜1.03倍
野菜不足 1.06倍
100〜200ミリシーベルトを浴びる 1.08倍
塩分の取りすぎ 1.11〜1.15倍
200〜500ミリシーベルトを浴びる 1.16倍
運動不足 1.15〜1.19倍
肥満 1.22倍
1000〜2000ミリシーベルトを浴びる 1.4倍
毎日2合以上の飲酒
2000ミリシーベルト以上浴びる 1.6倍
喫煙
毎日3合以上の飲酒

※網かけは放射線
(注)相対リスクは、例えば喫煙者と非喫煙者のがんの頻度を比較した数字

コメントを書く


名前
メールアドレス
コメント本文(1000文字まで)
URL




teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ