2011/1/20

人体の不思議展  日常のこと

昔、見たんです。これ。
当時は、ドイツ人だったかな、亡くなった誰さんの遺志により表示があったが、遺体数でいえば決して一人ではなく、実に多いので、おかしいなあ、と思った。

ただ、人間は普通の生き物なんだ、それも恐ろしく精巧な生き物なんだ、というこを伝えたく、子どもも連れていき、実際そう感じて、感心したものです。

で後に、中国で「邪教」とされている「法輪功」が、死刑囚や自分達の仲間が殺されて勝手に展示されている、とした批判していることを知り、うわぁ、と思ってもいた。

で、ついにこのような動きが出たのですね。
うん「死体解剖保存法」の観点からすれば、実におかしいことです。
京都の教授は問題化すべく訴訟まで起こすと言う。どういう背景があるのだろうか、また起こすならば1人ではなく多くの人がいいのではないか、とも思うんだが。

ネットで調べると、妊婦のお腹の中と胎児まで展示されていたこともある、などとある。それは、妊婦の承諾を得たのだろうか、明確に承諾を得たのだろうか、尚更に疑問ですよね。
私自身、臓器移植は了解しているが、医学生への献体までは了解していないところ、ましてこのような展示をする了解までは、幾らなんでもそうできないです。

刑事法としては、本人の了解をえているかはまずは関係がないけれど、中心課題は、本人の了解があったのか、明確なものだったのか、にあると思う。

*********
人体の不思議展:「標本は死体」京都府警が捜査
京都市勧業館みやこめっせで開催されている「人体の不思議展」(同展実行委員会主催)
特定場所以外での保存を規制する死体解剖保存法に抵触する恐れ
京都府警が捜査
厚生労働省は展示の標本が死体に当たるとの見解
特殊加工した標本など約170点を展示
同法は大学など以外で遺体を保存するには都道府県などの許可が必要と定めているが、京都市に許可申請は出てない
同展は02年から全国35会場で開かれ約650万人が入場
京都府保険医協会などが昨年12月、告発状を提出
府警は受理していないが、厚労省へ照会するなど独自に捜査
厚労省医事課は取材に対し「『保存』の解釈は難しく、展示が違法かどうかは司法判断になる」と
同展会場事務局は取材に「答えられる人間がいない」と
毎日新聞 2011年1月19日 20時20分
********

********
会場近くに住む生命科学が専門の大学名誉教授
「死体が展示されているため精神的苦痛を受けた」と
同展実行委員会(大阪市北区)に損害賠償を求め、20日にも京都地裁に提訴
原告側代理人は「今回は違法状態を世間に訴えることが目的」と
死体を保存する場合は、開催地の京都市長の許可が必要だが、「申請がされておらず同法違反にあたる」として、同展の開催自体が違法だと
教授は「展示されている奇抜なポーズをとった標本の場合は、死後硬直前に薬品づけにしなくてはならず、死者の尊厳を冒涜している。当初は学術的な要素が強かったが、次第に商業性が強くなり、生命倫理的に非常に問題だ」と
同展をめぐっては近年、輪切りにした人体や臓器などを展示する手法が問題視され、後援を取りやめる企業や団体が相次ぎ、抗議運動も活発
−産経新聞
***********
0



2011/1/20  22:30

投稿者:からだ

「献体」は展示は出来ません。「死体解剖保存法」では正常解剖のみ許可されています。

コメントを書く


名前
メールアドレス
コメント本文(1000文字まで)
URL




teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ