2012/3/14

田切春掃除の旅・序  飯田線の旅

 今回の旅は3月9日夜新宿駅を臨時夜行ムーンライト信州で出発する。この夜は中央本線のダイヤに乱れが出ていて、金曜日の夜に八王子方面に向かう乗客が予定の列車に乗れなかったようで、指定券なしにムーンライト信州に乗り込んでいる不届き者が結構いたようだが、JRはそれを排除する気配は無い。だったら、駅のホームでしつこく「指定券が無ければ乗車できない」等と言わなければいいのだ。

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【田切駅に入線する、ありがとう119系ツアーの団体列車。ホーム上に居るのは局長だ】

 信州自体の発車も定刻より僅かに遅れ23:59にホームを滑り出す。これは何とか9日の内に発車しなければと言う当局の内情が見て取れる絶妙と言うかギリギリの時間だ。と言うのもJRの規定で日付けが変わる前に発車した夜行は、日付が変わった最初の停車駅までの乗車料金を別徴収する事になっているからだ。この規定により格安切符である青春18切符を使って10日〜11日の週末2日間の旅行を計画する旅行者から、金曜日の夜僅か数分だけ早く発車する事で乗車料金をせこく搾り取ろうと言う計算なのだ。今回のムーンライト信州の場合、日付が変わって最初の停車駅は「立川」なので、新宿〜立川間の乗車券450円を別に買わせるわけだが、仮に発車が24時を超えて日付が変わった場合、この必要が無くなり青春18切符の土曜日1回分だけで乗れることになる。そうなったら細かい事にうるさい鉄道マニアが無駄に買わされた切符の料金について黙っているわけが無い。なにしろJRの都合で遅れるのであって、投の鉄道マニアに責任はないのだ。これはもう何が何でも9日の内に発車しなければならないわけである。

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【旧田切駅付近を通過する119系。飯田〜伊那市の行きは団体専用だ】

 しかし、仮にそうでなくても、この「日付が変わる前システム」はサービス精神が足りないと思う。この程度の小銭をJRともあろう大会社がせこくむしり取るのはいかがなものであろうか。しかも、日が変わってすぐに最寄り駅で形だけでも一度停車すれば最小で160円程度の追加料金で済むところを、わざわざ少し走ってから止めるのは、せこい皮算用が丸見えで何とも気分が悪い。これでも450円で済むムーンライト信州はまだいいほうで、同じ夜行快速のムーンライトながらは東京〜小田原間の1,450円。ムーンライトえちごに至っては新宿〜高崎間の1,890円が掛かる。ここまで来ると、青春18切符とは別に切符を買ってまで、わざわざ夜行で旅行を始めるメリットを余り感じない。

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【飯田駅で並ぶ旧塗装天竜色と現役塗装の119系】

 さて、僕らの旅だが、目的は例によって「田切駅春の大掃除」で、やっと冬の掃除シリーズを終えたばかりだが、もう春の掃除シリーズに突入なのだ。定例なら春の大掃除は3月の最終週末だが、今回はダイヤ改正直前の週末に日程変更した。その理由は、他ならぬJR春のダイヤ改正である。今回の改正は3月17日(土)と言うわけで、改正前の旧ダイヤは16日(金)まで。そうなると普通の社会人である僕等には平日になるダイヤ改正前最終日は旅行など出来る筈も無なく、10〜11の週末土日が実質的に最後のチャンスとなった。今回のダイヤ改正では無くなる車両が多数発表されているが、その中でも飯田線専用の119系が廃止されるのは僕等にとって大ニュースだった。見納め、乗り納めを兼ねての田切駅春掃除旅行となったわけだ。

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【田切駅待合のポスター・・懐かしいねぇ】

 次回より、時間軸に沿って田切春掃除の旅シリーズ本編スタートです。
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2012/3/14  22:37

投稿者:みやした

飯田駅の写真、私の肩が写っちゃってますね。すいません。

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