2006/11/28

由比の町  その他

 由比の町は、東海道本線か東名高速で通過すれば分かるが、海とすぐ近くに迫る山との間に幅狭くかつ細長く展開する街だ。あまりに地積がないので、国道1号(バイパス)・東名高速・東海道本線の主要幹線が3路線が肩を並べて通っている。近くの峠から富士山方向を見た画面がよくテレビの天気などの情報画面で流れる。
 流石に最後に開通した新幹線は、条件の悪い海岸線を避けて、少し内陸の山肌をトンネルでぶち抜いて通過している。高速道路などは海側を埋め立てて、また高架で新たに道を通している。恐らくは現在一番陸側を走っている鉄道が、かつて海っぺたを走っていたのだろう。現在も線路の海側に防潮堤の残骸が結構残っている。

 そんな状態だから平地は極端に狭く、街は急な斜面に細い路地で3段くらいの階層で構成されている。その中でも旧東海道にあたる道筋には古い家並みが残り、江戸時代の宿場町の風情を感じる「歴史の街」を形作っている。町営の無料駐車場が川っぺりにあるが、地べたむき出しの上に狭くて駐車台数が限られるので、鉄道で来て由比駅で降り、徒歩で散策するのがいいのではなかろうか。徒歩で散策してもさほど苦痛にならない程度の範囲に、いろいろの施設が点在しているし、単に宿場町の風情に浸るだけでもそこそこ楽しめる。

 かつての本陣の位置に、有料の広重美術館と無料の観光案内施設があり、サクラエビ漁の解禁であるこの時期は、生きたサクラエビを水槽で展示していた。まあ、不謹慎ではあると思うが「旨そう」と素直に思ってしまう。道を挟んで向かい側に「由比正雪」の生家と伝承されている染物屋があって現在は染めはしてないが、「正雪紺屋」の屋号で藍染の小物などを売っている。開いているときは店の中を見学できて、藍染用のカメが並んでいるのを見ることが出来る。
 ところでこの「由比正雪」さんを、僕は歴史の授業で習った覚えがない。TVの時代劇で見て知っているのだった。
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