2006/4/27

飯田線沿線の温泉3  飯田線の旅

 飯田線のもう一つの温泉地と言えば当然のように天下に名高き「天竜峡温泉」だろう。古くからの温泉場でかなり高級なホテルから国民宿舎まである。だが、近年になり、だいぶ衰退してきた。まず駅前にある大きなホテルが2軒廃業している。また天竜峡周遊コースにあった安い旅館も跡形もなく消えている。ここは僕の定宿だった場所だ。
 駅前のホテルは500円で外来入浴をしていたので、よく時間の都合を付けて入りに行った。何しろ駅の改札を出てものの1分も歩くと着くので大変便利が良かったのだ。その日の宿泊客が着くであろう午後4時前なら、がらがらに空いているのも良かった。ただここは、露天風呂の施設はなかったので、その点だけは少し不満だった。

 このところ列車で天竜峡を通り過ぎるたびに、駅から見える範囲の風景でさえ寂れているのが感じられて胸が痛い。「天竜峡」という名前だけは全国区で有名だが、その現状がこれか・・・と思う。こうも寂れた理由が、一にも二にも自動車での観光に対する対応が決定的に遅れた、と言うより現在でも行われていない事によるのだ。具体的にはここから中央本線の中津川に抜ける街道の中程に湧いた「昼神温泉」に客を奪われたのだ。温泉としては昼神温泉の方が新参者で知名度も低いが、あちらは大型観光バスを受け入れる広い駐車スペースを確保し、マイカー客&バス客を積極的に誘致したのだった。方や天竜峡は、その渓谷という地理的悪条件もあり、広い駐車スペースが作れなかった。また、駅の直近という立地条件に安心していたのかも知れない。結果として団体観光が列車から大型バスにシフトしたのに対応できなかった。時代に乗り遅れたのだった。
 現在、天竜峡を訪れるバスでの観光客は、季節によってリンゴ狩りなどを楽しみ、天竜峡駅付近には近寄らないで、上流の時又港までの船下りを楽しみ、肝心の泊まりは昼神温泉に行ってしまう。宿泊を伴わない観光客では観光地は儲からない、従って寂れていくのであった。

 さて、今夜はもう一つ、掲示板の方に常連のyuki氏から書き込みがあったが、マミヤが「カメラ」から撤退するらしい。これも時代なのだろう。マミヤと言えば、あ〜るファンにはお馴染みの光画部顧問「間宮善三郎」の名字の元ネタになっているカメラメーカーだ。ちなみに名前の元ネタは、同じくカメラメーカーのゼンザブロニカ。国内でもカメラそのものや、フィルムカメラから撤退するメーカーが出始めているが、ついにマミヤもか、と言う思いはある。

 なんか寂れる話ばかりで、心侘びしい夜なのであった。
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2006/4/30  20:54

投稿者:副部長

 三遠南信道は一刻も早く高規格国道で完成して欲しいと思います。自動車交通の便が飛躍的に改善されますから、「訪れる人」確かには増加すると思います。やはり人が多く訪れると言うのが根本的に重要だと思います。つまり、利益率の高い極めて少数の客より、利益率は低くても大量の客の方が、後々のためになるのではないでしょうか。
 川路駅前の広い土地を「飯田線パーク&ライド」の施設として活用する計画を整備して欲しいものです。
 昼神は中津川線の遺産ですね。中津川線と佐久間線が通じていたなら、飯田線はどういう姿になっていたのか?興味ありますね。

2006/4/30  13:01

投稿者:かれい

私は天竜船下りに乗ったこともないし、何十年も天竜峡を歩いたことのない、地元愛のひとかけらも無いような人間なので詳しくはわからないのですが、三遠南信自動車道の飯田南IC(仮称)と天竜峡IC(仮称)がたしか19年度開通を目標に工事が進められております。天竜峡付近で交差する国道151号(長野県が管理)は交差部分の拡幅工事が発注になり現在工事準備中。川路駅付近の治水工事でつくられた広い道路につなげるための工事も部分的に発注になりました。これからもどんどん発注になるらしく、しばらくは工事で大変になるでしょうね。
でも完成すればアクセスは良くなるでしょう。自動車で来やすくなるでしょう。駐車場もちゃんとするのかな。
たくさん来てくれるかな。でもアクセス良くなるとよけいに、船下りとか、りんご狩りとか、散策終わったら、「さっ、宿泊先の温泉に移動します〜」って言うことになっちゃうのかな(-_-;)。
昼神温泉と言えば、幻の中津川線の遺産ですねぇ。

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