2008/12/6  15:15


仲間が去って、キャンプ場は静かになった。
自分もそろそろ移動しようかなと考える。

その時、軽のバンがキャンプ場に入ってきて、不精ヒゲを生やしたお兄さんが降りてきた。Eさんと言う。
なんだろう?と思ったら、人手不足で働き手を探しているという。
やる気はなかったが、他のキャンパーが「やればいいじゃん。お金ないんだし。」と言ってくれた。背中を押してもらった感じだ。

2日の臨時雇い。
2人一組で、コンクリートに穴を開けて、フェンスを張る柱の下準備の仕事。
円筒形をしたエンジンカッターで、水をかけながらガーッと切る。

機械は重いが、作業は比較的簡単だったように思う。

2日かけて21コの穴を開けて作業は終わった。
帰りの車の中でEさんは、自分が撮った山の写真を見せてくれるという。
自分も好きだから喜んで返事した。

家は300坪の畑の中にポツンと木に囲まれて建っていた。
犬と猫と1才の子供がいる。

子供は自然分娩だそうだ。
しかも産婆さんも呼ばず産婦人科があるわけでもなく、Eさんが自宅の手製のゴエモン風呂に水をはって、自ら取り出したのだと言う!
何と言う強さ。
いや昔は当たり前だったのかもしれないが、でもすごいなと単純に思ってしまった。

お二人は結婚という形はとっていない。
共に旅人でアジアをあちこち巡っていたようだ。

旅の写真を見せてもらった。
ポカラが写っている写真を見た瞬間に釘付けになった。
何度も何度も見返した。

「山、好きなの?」
「ハイ。」
「行ったら良いよ。こんな事できるのは体力のある若いうちだから。」
アジアにはあまり気持ちが無かったが、チベットやネパールなど、ヒマラヤのある所は別だ。
行って見たいな。
6×7くらいでリバーサルフィルムでジックリと腰を据えて撮ってみたかった。

夕食をいただいた。
西表の佐藤さんという人が作った無農薬栽培の玄米。ゴーヤちゃんぷる、トウガンのスープ、冷やっこなど。
とても健康に良さそうなメニューではないか。
美味しくいただいた。ごちそうさまでした。

自分のテントに送っておらう途中で犬の散歩。
この犬は賢い。
口笛一つ、フィンガースナップをパチンとするだけで機敏に反応する。

別れがてら、賃金をもらった。
旅の資金になった。

よし、与那国に行こう。
翌日に出発決定!
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タグ: 沖縄 一人旅 原付




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