2008/3/11  21:31

小さなオルガンを作る 1  オルガン

過去に、自分でパイプオルガンを作ってみたくなり、挑戦した事があります。
その手始めのお話。

沖縄で、製糖工場の期間工をしていた時の話になります。
蒸し暑い工場の中で、約3ヶ月間無休日で、12時間の肉体労働勤務なので、仕事が終わったら、出来るだけ休みたいところなのですが、何度か来ると気持ちに余裕が出てきます。

大抵の人は、仕事の後は、酒を飲んだりして過ごす事が多いのですが、自分は何か作りたくなったのですね。

まあ、教会にあるような、あんな巨大なのは無理なので、おもちゃ程度の物を作ってみることに。

まずはアイデアスケッチです。
オルガンとして機能する最低限の部品構成を考えました。
風を起こすフイゴがあって、パイプがあって、風箱と弁と鍵盤がある。

工作の手間と材料を節約する為、あーでもない、こうでもないとけっこう考えました。

クリックすると元のサイズで表示します クリックすると元のサイズで表示します

そして、最終的にまとめたのがこのスケッチ。
クリックすると元のサイズで表示します

音域は、ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラの6音。
キラキラ星が弾ける音域です。

これを基にして、定規で大きさを決めていきました。
弁や鍵盤などは、箱とパイプの大きさを基準にして決めていきました。

スケッチにもあるように、パイプは木管。
なぜかと言うと、金属管より木管の方が工作が簡単だからです。

弁を押さえるバネをどうするか。
いろいろ検討して、適当な物はないか探し回って、その結果、安全ピンの巻いている所を流用する事にしました。

いちばん困ったのが、空気の気密を保つための革の調達でした。
沖縄には、暮らしの中で、革を使う機会が無いようなので、全く手に入りません。

ゴムとかビニールなどの代用品も考えましたが、やっぱり革で気密を保ちたいと思い、以前お世話になった須藤オルガン工房に手紙を出して、分けてもらえないかお願いしました。

そうしたら、ありがたい事に、十分な量の革を送ってくださいました。
今でも感謝しています。

こうして、製糖作業の終わった後に、毎日コツコツと製作していきました。
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