先日大井川鐵道に行ってきた。スハフ43に乗車するのが目的だったが、乗車してみるとかなりくたびれている印象だった。
今回充当されていたのは通称「EL急行」という事で画像はあとで気が向いたらアップする。
ただ、スハフ43を使うかどうかは別として、大井川の場合、(SLでない)客車急行は十分ありではないかと思った。電気機関車の運転資格のある人もいるし。もっとも客車の中古はなかなか無いと思うけど。
簡単に説明すれば、スハフ43、というのは通称スハ44系(制式ではない)、あるいは「特ハ」(これも制式ではない)なんて言う人もいる一族の一員で、特急用の普通客車だ。「つばめ」「はと」から始まり「かもめ」、「さくら」、「あさかぜ」、「はつかり」といった知名度の高い列車で使われた。「つばめ」「はと」時代はともかく、どっちかというと後継車両になってからの方が印象深い列車に使われているという考えも判る。このあと使われた「銀河」もそんな感じだ。
最後は四国の普通列車に使われたのち、ナショナルトラストの寄付金により大井川で走ることになった。
模型では、16番ならばカワイのショーティーとかあったけれど、Nだと関水の製品を待たなければならない。上の世代の言う「C62はあるのに客車がない」というやつである。
撮影行の帰りにこれや、もとキロのキハ26−200に当たると嬉しかったと語った人もいた。
先日乗ったのはもと西武のE31牽引で、あまり似合わないかもしれないが、E31はE85の短縮版、E85はEF65の西武版、という事で、国鉄直流電機ショーティーと言えない事もない。
プッシュプルという話だったけれど、機関車不足のせいか、ケツは新金谷で切り離してしまった。
折からの暑さのせいもあって、あまり快適だとは思わなかったが、台湾の南回線(こちらの方が新しい)を少し思い出した。

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