あいかわらずやる気がありませんが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
さてサントリーのCMです。
サントリーと言ってもグルコサミンとコンドロイチンにセサミンが入ってこのお値段ではありません。青魚の成分なのになぜクロマグロを引き合いに出すのか、だいたい体に入るとアミノ酸に分解されるんじゃないか、体の中で再び元の成分に再構成されるんだろうかとか、そういうのではありません。そういうのはもう御免です。
http://www.suntory.co.jp/whisky/torys/cm/?fromid=new1
トリスハイボールのCMです。いやあ、こんな電車、どこに走っているんでしょうね。バーの部分はセットとして、外見だけ見ても本当に素敵です。でもいかにも昭和(戦後かな、リベットがあるけど)な雰囲気のこの電車は実在しないはずです。同年代の車両はほぼ引退しています。実在するなら教えてください。撮りにいきますから。撮りに行くだけじゃ済まないかもな。
広窓でクロスシート装備というと、クモハ54合いの子流電あたりを想像しますが、あまりそっちには似ていませんし、1980年代に引退しています。
常々私が考えていたのは、CMに限らず、せっかくの「映像作品」なのに、地域をぎっちり設定した場合を除いては、実在の鉄道車両が出てくるのではつまらないという事です。電車だってその創造された世界に見合ったスタイル、デザインがあるはずです。
http://www.suntory.co.jp/softdrink/boss/premium_black/cm.html
プレミアムボスブラックでは「豪華列車」が登場。背景は見たような風景ですが、列車自体は「ななつ星」とも「なごみ(和)」とも異なるデザイン。「ななつ星」の展望車も、こういう流線型だったら良かったのにな。ジョイフルトレインや私鉄特急の雰囲気です。片方に運転台が付いた電車なのかな。日本にはいないはずです。
先頭車(機関車?)は似ているといえばEF66にちょっと似ているかもしれません。空を飛ぶ所の手前はEF58かな。
いずれJRもこんな列車を作るかもしれませんが、まだありません。
個人的にはどんどんこういうの作って欲しいですね。次は夏に向けてビール! 伊豆急線の背景を使って、車内に洒落たビアホールのある車両が連結されている。観光客も通勤帰りのサラリーマンも和んでいる。側面にはデザインされた「Skal carU」の文字。あの「サントリー スコールカー」の映像だけでの復活です! ってまあ夢物語ですがお願いしますよ、サントリーさん。

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