広島電鉄で夏季のみ運行されている101号は、定期的に走る二軸単車として貴重な存在である。土佐電鉄や函館市交通局にも近いスタイルの車両が活躍しているが、広島のものは1984年、先陣を切って復元されたものである。
いわゆる「レトロ調電車」ではなく、古い電車そのものの乗り心地が普通の運賃だけで楽しめる。休日なら他の電車に混じって走るから、やってきたら拍手喝采かいい迷惑かのどちらかだろう。
実際その走りはスパルタンである。いかにも「明治の電車」なのだ。昭和生まれだけど。

おっさん、あぶないってば

運転台も吹きさらしだ。

ダブルルーフに籐(?)のつり革、日よけはよろい戸
広島電鉄には最新式の低床5連接LRVや京都市電、大阪市電の中古車もいるので、上手く行けば並んでいる所が見られる。好きな人なら1日いても飽きないだろう。宮島に行くのも楽しい。

車庫の雰囲気もなかなかいい。

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