*2010年4月25日の記事に加筆しました。
北投親水公園露天温泉浴池の向かい、大きな温泉ホテルの合間にひっそりと建つ共同浴場のような温泉施設です。
古びていい味がでている外観です。
台湾の立ち寄り温泉は料金が全般的に高いのですが、こちらの入浴料は、90元(約270円)と日本の共同浴場と変わらない金額です。
中に入ると左側に二つに区切られた石造りの浴槽、右側は一段高い脱衣棚があり、風呂・脱衣所一体型です。奥に洗い場があり、天井は湯小屋風で、日本の古い共同浴場の
風情で海外の温泉という感じがしません。
10人ほど入浴している人がいましたが、観光客はいない感じでした。
洗い場でかけ湯をするのにまごついていたら、湯船からわざわざ出てきて、身振り手振りでやり方を教えてもらいました。謝々です。
お湯は熱めで、PH1.2程度の強酸性泉ですので、ぴりぴりくるのに、柔らかい不思議なお湯でした。
雰囲気・お湯とも最高で、共同浴場巡りが好きな方にはマストな一湯です。
(追記)2014年10月に再訪しました。
外壁の「瀧の湯」の文字が塗りつぶされていました。
でも、あとは変わらない渋い雰囲気でした。
地元の方が沢山入浴されていますが、まだ観光客慣れはしている方が多い印象です。

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