2022/5/21 12:06
台湾もキャンプブーム @ 藍鵲渡假莊園 台湾全般
ここ数年ヒロシやバイキング西村のYouTube・テレビ番組が好評なことに加え、グランピングなど高級路線化と相反するギアの低価格化でキャンプ人口の裾野が拡がっています。高校時代にワンゲルに所属し毎週末山に籠もり飯盒炊爨していた身としては、今さら暑さ寒さに耐えて虫に悩まされるキャンプなどご免こうむりたいのですが、台湾でもコロナで密を避けるため戸外でのキャンプブームは盛り上がりをみせています。甥1號が友人たち10数人で苗栗の藍鵲渡假莊園でキャンプをしてきました。
キッチン・トイレ・シャワー完備は当然としてテント・寝袋も貸し出してくれます
まずはテントの設営を行います 昔のテントと違ってワンタッチで設営できてしまいます
あっという間に設営完了 キャンプのお楽しみ晩御飯の準備にかかります
今晩の目玉は日本から輸入された牛肩ロースのブロック肉
牛肉はソテーとシチューで ほかに海老や貝柱などシーフードもソテーしました
食後ビールやワインを楽しんでいると徐々に暮れてきました

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2022/5/17 12:53
世界ふしぎ発見と十鼓仁糖文創園区 @ 台南市仁徳區 レトロ&ノスタルジー
土曜日、テレビ欄を見ていると夜9時から世界ふしぎ発見で「京都の中の台湾 台湾の中の京都」とあったのでとりあえず録画しておき日曜日にゆっくり見ました。新生南路の暗渠と堀川通を結び付けたり疑問に思えるエピソードが目立ち期待外れの部分が多かったのですが、台北の西本願寺廣場と京都の台南料理店微風台南tears2は初耳で興味が湧きました。台北の西本願寺廣場は浄土真宗本願寺派の旧台湾別院跡地を公園に整備したもので西門町のすぐ南になります。また微風台南は河原町丸太町交差点近くで以前は会社の保養所が近くにあり良く歩いた場所です。次回台湾・京都を訪れた際にはぜひ立ち寄ってみたいと思います。
さて今日からは新しいシリーズとして台南のアミューズメントパーク「十鼓仁糖文創園区」を紹介します。台南市南部で日本統治時代から操業していた台糖仁徳糖廠は操業停止後長らく放置されていましたが2005年に太鼓パフォーマンス集団の十鼓撃楽團が経営を引き継ぎアミューズメントパークとして再出発しました。
臺鐡保安站からほど近い十鼓仁糖文創園区
工場や倉庫をリノベーションしてあり園内にはカフェやショップも点在しています
大きな榕樹(ガジュマル)が印象的な広場
工廠内には製糖工場時代の製造機械も残されています
十鼓撃楽團が使用する大太鼓 残念ながらこの日はパフォーマンス時間に間に合いませんでした

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さて今日からは新しいシリーズとして台南のアミューズメントパーク「十鼓仁糖文創園区」を紹介します。台南市南部で日本統治時代から操業していた台糖仁徳糖廠は操業停止後長らく放置されていましたが2005年に太鼓パフォーマンス集団の十鼓撃楽團が経営を引き継ぎアミューズメントパークとして再出発しました。







2022/5/13 12:55
台湾産冷凍パイナップルと地元民ご用達の樂華観光夜市 4 @ 新北市永和區 夜市・屋台・夜生活
最近はスーパーでフィリピン産と並んで台湾産パイナップルを見かけることが多くなりましたが、収穫の最盛期を迎えた高雄ではコロナの影響により物流網が不安定化しているため保存の効く冷凍カットパイナップルを開発、今月末には日本の店頭に並ぶ見込みです。カット後に急速冷凍することで2年間の保存が可能になっており新たな販路が開けるものと期待されています。もちろん台湾の屋台で熟れたパイナップルを頬張るのが一番ですが行き来がかなわない今、美味しい台湾パイナップルが年中食べられるようになるのは楽しみです。
さて地元民ご用達の樂華観光夜市の4回目です。
周囲に独特の臭いを放つ臭豆腐 この屋台では麺やお粥と混ぜて食べます
樂華夜市には雨が降っても大丈夫なアーケード街もあります
基隆廟口夜市の人気屋台榮養三明治もあります 揚げパンに野菜・ゆで卵を挟み甘いマヨネーズがたっぷりかかっています
台湾屋台グルメの代表格「蚵仔煎」東石は嘉義縣の海岸部で養殖牡蠣の産地として知られています
マカロンを漢字で表すと馬卡龍になります

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さて地元民ご用達の樂華観光夜市の4回目です。







2022/5/9 12:56
臺灣大學周辺の日式宿舎保存と台南の日式住宅 @ 水交社文化園區 レトロ&ノスタルジー
台北市南部の温州街・羅斯福路・汀州路・青田街などには國立臺灣大學の前身、臺北帝國大學時代に建てられた教職員宿舎が多く建てられ一部は修復されて今でも往時の雰囲気を留めています。しかし市内有数の高級住宅地でもあり、長屋式の住宅を取り壊しマンションに立て替わることもしばしばありました。そこで臺灣大學はこれまでの文化や歴史の継承に努めたいとして市政府とキャンパスに隣接するエリアに残る日本時代の建築物の修復で合意したということです。この地区は閑静な住宅地に日式住宅を利用したカフェや茶館が点在しており散策して楽しい地区です。観光に行けるようになったらぜひ訪れてほしい場所です。
さて台南市にも日本統治時代の住宅を使った眷村がありました。日本時代は台南空港守備の軍人とその家族が住み、戦後には空軍雷虎特技小組の眷村となりました。この眷村が2019年水交社文化園區としてオープンしました。
日本で水交社といえば旧海軍将校の親睦団体の名称ですがそれを引き継いだようです
園内にはF5-E戦闘機の実機が展示されています
日式住宅を保存活用した建物が点在します
水交社グッズも豊富にそろっています
子供には飛行服の貸し出しサービスもあります
子供連れ家族は一日中楽しめる園区です

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さて台南市にも日本統治時代の住宅を使った眷村がありました。日本時代は台南空港守備の軍人とその家族が住み、戦後には空軍雷虎特技小組の眷村となりました。この眷村が2019年水交社文化園區としてオープンしました。








2022/5/5 12:55
台湾でコロナ感染急拡大と5月の雪 @ 新竹縣横山郷 台湾歳時記
昨日4日の台湾の新型コロナ新規感染者数は2万8487人、累積感染者数は20万2418人と20万人を超えました。10万人を超えたのが4月29日ですから5日間で10万人増と感染ペースが速まっています。ただ5月2日時点での1回目接種率84.93%、2回目接種率80.18%、3回目接種率60.10%とワクチン接種は進んでおり、3回接種者は接触者在宅隔離免除を検討していく方針です。また同日朝にはファイザー製小児用ワクチン2,000回分、午後にはモデルナ製ワクチン111万5,500回分が桃園機場に到着しており接種スピードを一段と速めていく意向です。
さて4月中ごろから5月初旬にかけて台湾各地で見られる油桐花、白くて小さい花が密集して咲く様は五月の雪と言われる台湾の風物詩です。姪3號が新竹内湾へ鑑賞に行ってきました。
新竹から気動車で約1時間内湾線の終点内湾火車站
駅裏手のワークショップ
早速入口で蘭の花がお出迎え
そして裏手には五月の雪が一面に咲いていました
台湾で花見と言えば油桐花と言われるほど台湾人に愛されている花です

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さて4月中ごろから5月初旬にかけて台湾各地で見られる油桐花、白くて小さい花が密集して咲く様は五月の雪と言われる台湾の風物詩です。姪3號が新竹内湾へ鑑賞に行ってきました。







2022/5/1 13:05
台湾有事への備えと地元民ご用達の樂華観光夜市 3 @ 新北市永和區 夜市・屋台・夜生活
昨日の新聞に、ロシアのウクライナ侵攻を受けて台湾では有事に備えた住民訓練が行なわれていることが報道されていました。有事とは中国による台湾侵攻で、今回のウクライナを見て有事の際に安全保障をアメリカを始めとした他国に頼るのではなく自衛力を強化し自分たちの身は自分たちで守る必要があるという意識が高まっているという側面があります。有事など無いに越したことはありませんが、備えは常に必要であることは間違いありません。
さて地元民ご用達の樂華観光夜市の3回目です。お腹が空いてきたので何か食べたいのですが美味しそうな屋台は満席が多く買い食いで凌ぐしかなさそうです。
ご存知の方も多いと思いますが「一級棒」と書いて「いちばん」と読みます
肉類から野菜・豆腐干まで豊富な具材が揃っています
満席の蝦仁羹の屋台
ワンタンの皮で包まれたぷりぷりのエビがとろみスープにたっぷり入っています
宵闇が濃くなるに連れ人が増えてきます

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さて地元民ご用達の樂華観光夜市の3回目です。お腹が空いてきたので何か食べたいのですが美味しそうな屋台は満席が多く買い食いで凌ぐしかなさそうです。







2022/4/27 12:50
台湾コロナ感染急拡大と坪林茶業博物館 @新北市坪林区水徳里水聳凄坑19-1號 公園・校内
台湾で新型コロナの急拡大が続いています。24日・25日と連日5000人を越える新規感染者が発生しており、5月にかけてピークに達するのではないかと推測されています。ただ無症状者が大半でワクチン接種も進んでいるとして、濃厚接触者の隔離期間をこれまでの10日間から3日間に短縮し経済活動などへの影響を抑えるとしました。大陸ではゼロコロナ政策維持のため上海のロックダウン、北京での全住民PCR検査など強力な対策が採られていますが、ここまで感染が拡がってしまっている以上withコロナの方が適切なのではないでしょうか?
さて台湾でお茶の産地と言えば高山茶と称される阿里山・梨山などが有名ですが台北近郊の坪林も包種茶の産地として著名です。台湾初のお茶の博物館「坪林茶業博物館」へ姪3號が訪問してきました。
四合院建築と中国式庭園が拡がる坪林茶業博物館
館内では台湾に於けるお茶栽培の歴史や産地別の特色などが学べます
茶葉の摘み取りから熱処理加工までの機械器具
緑豊かな坪林は蝶の種類も豊富です
もちろん茶葉・茶道具の販売もしています

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さて台湾でお茶の産地と言えば高山茶と称される阿里山・梨山などが有名ですが台北近郊の坪林も包種茶の産地として著名です。台湾初のお茶の博物館「坪林茶業博物館」へ姪3號が訪問してきました。







2022/4/23 15:36
さようなら復興號走入歴史 @ 2022.3.29 台湾鐵路
現在台湾で長距離移動するなら西海岸では高鐵(新幹線)、東海岸なら普悠瑪號(プユマ)、中距離なら自強號に高速バスといったところですが、高鐵開業前の西海岸には特急の自強號に加え、急行に相当する莒光號、準急に相当する復興號が頻繁に運転されていました。自強號は電車5種類ほどとディーゼルカー編成もあり雑多でしたが莒光號は機関車が牽引するクリームとオレンジの客車(PC)、復興號は同じくクリームとブルーの客車で、共に10両前後で組成された客車列車は美しく、すでに日本では寝台特急を除いて廃止されていた客車列車に乗れると日本人観光客にも人気でした。また自強號、莒光號はそれぞれ割増運賃となりますが復興號は區間車運賃で指定席に乗車でき、停車駅が多い、座席間隔が狭いなどのマイナスはあるものの使い勝手が良い列車でした。ただ登場から40年を経て車両が老朽、區間車の電車化が進められたことから2010年12月西部幹線・南廻線から撤退、そして今年3月29日の時刻改正により東部幹線でも廃止され復興號という列車種別は消滅しました。
日曜日のみ運転された691次復興號は花蓮から松山までノンストップで走り週末実家の花蓮で過ごし月曜からの仕事のため台北へ戻る人々に重宝されていました
台北から高雄まで長距離を走る復興號には車内販売もありました
週末のみ運転されていた松山内湾間の復興號 内湾車站
夕方の新竹から北上していく復興號
復興號車両が不足していたころ旧型客車に冷気(クーラー)を装備し復興號の価格で運行されていました 九曲堂車站
夕刻南下していく復興號 嘉義車站 復興號の名前は消滅しましたが南廻線では当面復興號客車を使用した區間車が運行されます

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2022/4/19 12:25
地元民ご用達の樂華観光夜市 2 @ 新北市永和區 夜市・屋台・夜生活
昨日18日の台湾の新型コロナ新規感染者数は1390人、4日連続で1000人を超え過去最高を更新してしまいました。ただこの内無症状者は約半数の719人、中等級患者が1人となっており全体として深刻な状況には陥ってはおらず当面現在の感染対策が継続されるようです。しかし日本同様若年層の3回目ワクチン接種が進んでおらず接種率を高めたい政府は接種会場の拡充を図っており台北駅の1Fホールも臨時の接種会場として活用されています。
さて地元民ご用達の樂華観光夜市の2回目です。永和というと台北からは新店渓を挟んだ南で以前はバスが橋での渋滞に巻き込まれ、近いのに時間がかかる場所でしたが捷運が開業して便利になりました。捷運の路線再編によって現在は永康街の最寄駅、東門を経由する中和新蘆線となっており永康街との夜市はしごも可能です。
さんざし飴とフルーツジュースの屋台 カラフルな色使いが際立ちます
魚肉すり身を丸めた魚蛋 中にチーズが入っています
アヒル肉の滷味 頭から内臓・足まで残さず食べます
鶏・豚・牛・羊肉の串焼き屋台 台湾では鶏屁屁(ぼんじり)が人気です
こちらは牛肉の滷味 スネ肉などは薄くスライスしてくれます

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さて地元民ご用達の樂華観光夜市の2回目です。永和というと台北からは新店渓を挟んだ南で以前はバスが橋での渋滞に巻き込まれ、近いのに時間がかかる場所でしたが捷運が開業して便利になりました。捷運の路線再編によって現在は永康街の最寄駅、東門を経由する中和新蘆線となっており永康街との夜市はしごも可能です。







2022/4/15 15:09
阿里山森林鐡路を蒸気機関車列車でチョイ乗り @ 嘉義市北門火車站 台湾鐵路
一昨日の暑さから一転、昨日今日としとしと雨が降り肌寒くなってしまいましたが台北もこのところ連日雨続きで湿度も高く甥1號などは身体に黴が生えそだとボヤいています。
そこで先日姪3號が快晴の嘉義で訪れた阿里山森林鐡路の様子をお届けします。度重なる災害によって今も十字路から第一分道間が不通、バス代行輸送となっている阿里山森林鐡路ですがこの間にある42號隧道の補修工事が3年前から行われており早ければ来年中には完成、全線復旧がなされる見込みです。一方嘉義・北門間1.6kmには復活した25號シェイ式蒸気機関車を使った檜木列車が運行されています。わずか10分ほどの短い乗車時間ですが嘉義の家並みを縫って走る蒸気機関車は多くの観光客に支持されています。
以前はコンクリート造りでしたが木造で新築された北門駅舎
2005年に檜木列車が走り始めたころは竹崎・北門間をディーゼル機関車牽引で約30分で走っており乗車したこともありますが現在は嘉義・北門間になっています
檜木車両を従えて25號シェイ式蒸気機関車が入線してきました
急曲線・急勾配を運行するため導入されたシェイ式蒸気機関車 直立式シリンダからクランクシャフトを経て傘歯車を用いて動輪を駆動する独特の構造です 25號機は1973年の引退後30年間ほど公園に展示され雨風で腐食が進んでいましたが大規模な修復を経て2007年運転を再開しました
客車は2005年に製造された台湾産檜を使った檜木車両です
4両の檜木車両に満員の乗客を乗せ列車は嘉義へ向け発車しました

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そこで先日姪3號が快晴の嘉義で訪れた阿里山森林鐡路の様子をお届けします。度重なる災害によって今も十字路から第一分道間が不通、バス代行輸送となっている阿里山森林鐡路ですがこの間にある42號隧道の補修工事が3年前から行われており早ければ来年中には完成、全線復旧がなされる見込みです。一方嘉義・北門間1.6kmには復活した25號シェイ式蒸気機関車を使った檜木列車が運行されています。わずか10分ほどの短い乗車時間ですが嘉義の家並みを縫って走る蒸気機関車は多くの観光客に支持されています。







