「大日本教育会・帝国教育会広島県会員ファイル55」
広島県会員
ファイル55:
岡崎 静一 (おかざき せいいち?)
(写真なし)
帝国教育会広島県会員。大正3(1914)年8月、沼隈郡視学・毛利川象六の紹介で入会。大正4(1915)年度の名簿にはその名を確認できるが、昭和8(1933)年度の名簿には確認できない。
?年生〜?年没。小学校長。大正元(1912)年12月、沼隈郡田尻村の高島尋常小学校長となり、大正7(1918)年3月まで同校長を務めた。同校は、大正3年に高等科を併置し、高島尋常高等小学校と改称された。岡崎はその指揮をとったことになる。『広島県師範学校一覧』によると、大正3年度の甲種講習科の沼隈郡所属修了者について、「岡部静一」という名が見出せる。おそらくこれは岡崎の間違いであろう。
大正7年3月、本郷尋常小学校長に就任し、大正10(1921)年5月まで同校に勤めた。山崎栄一校長の後任であった。なお、転任間際の大正10年4月、同校は高等科を併置している。同年5月、熊野尋常高等小学校長に転じ、昭和6(1931)年まで同校長を務めた。同校の歴代校長には、衣川玉蔵、高山秀雄がいる。
<参考文献>
『帝国教育』
広島県師範学校編『広島県師範学校一覧』1916年。
広島県沼隈郡役所編『沼隈郡誌』先憂会、1923年。

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