road to truth

ひとりの人間の「真実の生き方」への模索の記録

 
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今、われわれがなすべきこと。

先日、NHKが「闇金VS自治体」というような番組を放映していた。
そこは岩手だったろうか。そこに闘う役人がいた。

自殺に追い込まれるなど苦しむ闇金被害者を救済すべく奮闘する市役所職員の姿を、番組は追っていた。
その取り組みは役所全体まで拡げられる。
ヤミ金の借金返済に苦しむ人間はなかなか自分から相談にくることはない。
そこで役所は、水道料金や給食費の滞納者に目を向ける。

水道局の職員らが滞納者を訪問し「借金返済で苦しんでいることはないか?」と問い、
「もしもそんなことがあれば自分は微力だが力になる」
というようなことをいう。
単なる取り立てではなく、払えないという事実の奥底に迫るのだ。
その言葉の真実にうたれ、滞納者は自分の内だけに秘めていた苦しみを語りはじめる。
そうして今日までに、100人をこえる人々が救済されてきたことを番組は伝えた。

「たった3000円がどうして払えないの?」

僕の周りにも、給食費滞納者に非難の言葉をあびせかける人間は多い。
彼らはいったい、自分とは立場の違う人間、その人々の生きていることの現実を知ろうとしたり、心をよせようと努めたことが、一度でもあるのだろうか。
滞納せざるおえないところにまで追いつめられた人間のあれやこれやについてだ。
払うべき金を払わない。不正を働く人間は確かに存在するだろう。
だが、今本当に必要なことはなにか。それを、自分の頭でよく考えて欲しい。

世論は皮相な物の見方で形づくられているような気がしてならない

メディアが表面的にとらえられた現象のセンセーショナルな一部分のみを垂れ流し
、リアリティーのないままに「正論」が形づくられる。
そして、現実を自分の頭でとらえられない人々が、その皮相な見方を受け売りし
世論が形成される。

しかし、その底流に、この社会の底流に、未来を開く思想と行動がある

僕は、NHKが紹介した岩手の市役所の取り組みにそのことを確かに見つけた。
NHKも自治体もとりまく状況は極めて厳しいだろう。
たとえば、水道料の徴収が民営化されたところでは、ヤミ金関連の自死から住民を救う活動は極めて難しいだろう。
だが、自治体に雇われる人間の、あるいは放送に生きる人間の
本当の働きがいや生き甲斐は、このような番組をつくること、公務員として
このような取り組みをすること以外にどこにも存在しない。
人々がつむぎあい闘う流れが、いくら押さえつけても押さえつけられないわけはそこにある。

番組の最後。
自殺をおもいとどまり救われた住民から、感謝の握手を求められた岩手の公務員。
その充実した満面の笑顔が忘れられない。







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投稿者:eudaimonia
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