2008/4/20
歴史的ともいえるイラク派兵違憲判決が下された。
その闘いの一端を過去の記事において掲載したが、地裁における審理の様子からはとても想像できないような大逆転劇だった。
http://sky.ap.teacup.com/sinzituitiro/15.html
http://sky.ap.teacup.com/sinzituitiro/16.html
http://sky.ap.teacup.com/sinzituitiro/17.html
http://sky.ap.teacup.com/sinzituitiro/18.html
勝訴ではないが、この結果はまるで逆転満塁ホームランでサヨナラ勝ちしたかのよう。
「絶望してはいけない」「状況は変えうるものである」
そんな勇気を与えてくれた判決であった。
地裁敗訴の当日も、すでに高裁にその目を向け闘いを鼓舞していた池住さん。
「死んでも闘いをやめない」と語っていた老闘志。訴訟事務局や中心メンバーの不屈さ・その楽天性に本当に頭が下がると同時に、僕もまた彼らを見習いたいとつくづく思った。
以下、僕も原告に名を連ねている「派兵差し止め訴訟の会」からのメールニュースである。
原告および支援者のみなさま
画期的判決です!!!
4月17日、名古屋高等裁判所で、自衛隊にイラク派兵は
憲法9条1項に違反するとの判決が下されました。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■判決文をHPにアップしました ↓
http://www.haheisashidome.jp/hanketsu_kouso/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
要旨は、『自衛隊の活動、特に航空自衛隊がイラクで現在
行っている米兵等の輸送活動は、他国の武力行使と一体
化したものであり,イラク特措法2条2項,同3項,かつ憲法
9条1項に違反する』と、初めて憲法判断に踏み込んだ
歴史的判決でした。
「平和に生きる平和を希求する権利が侵害された」と訴え
たところでは損害賠償は却下されたものの、平和的生存権
の具体的権利性を正面から認め、なおかつ『そこに込めら
れた切実な思いには、平和憲法下の日本国民として共感
すべき部分が多く含まれているということができる』という、
温かみのある血の通った判決でした。
これは全国の平和を希求する市民の運動と声が重なり合った
からこその判決だと言えます。
判決文をじっくりお読みください。
それにしても、航空幕僚長の(違憲判決について)「そんなの関係ねぇ」発言。
いったい何なんだろう。
こういう発言が大問題とならないマスメディアの状況やら、違憲派兵をすすめた張本人のコイズミ氏が相変わらず「首相になってほしい人」のトップだという国民の政治意識・・・
なんていう現状こそ、本当に「大逆転」させて行きたいものだ。
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その闘いの一端を過去の記事において掲載したが、地裁における審理の様子からはとても想像できないような大逆転劇だった。
http://sky.ap.teacup.com/sinzituitiro/15.html
http://sky.ap.teacup.com/sinzituitiro/16.html
http://sky.ap.teacup.com/sinzituitiro/17.html
http://sky.ap.teacup.com/sinzituitiro/18.html
勝訴ではないが、この結果はまるで逆転満塁ホームランでサヨナラ勝ちしたかのよう。
「絶望してはいけない」「状況は変えうるものである」
そんな勇気を与えてくれた判決であった。
地裁敗訴の当日も、すでに高裁にその目を向け闘いを鼓舞していた池住さん。
「死んでも闘いをやめない」と語っていた老闘志。訴訟事務局や中心メンバーの不屈さ・その楽天性に本当に頭が下がると同時に、僕もまた彼らを見習いたいとつくづく思った。
以下、僕も原告に名を連ねている「派兵差し止め訴訟の会」からのメールニュースである。
原告および支援者のみなさま
画期的判決です!!!
4月17日、名古屋高等裁判所で、自衛隊にイラク派兵は
憲法9条1項に違反するとの判決が下されました。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■判決文をHPにアップしました ↓
http://www.haheisashidome.jp/hanketsu_kouso/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
要旨は、『自衛隊の活動、特に航空自衛隊がイラクで現在
行っている米兵等の輸送活動は、他国の武力行使と一体
化したものであり,イラク特措法2条2項,同3項,かつ憲法
9条1項に違反する』と、初めて憲法判断に踏み込んだ
歴史的判決でした。
「平和に生きる平和を希求する権利が侵害された」と訴え
たところでは損害賠償は却下されたものの、平和的生存権
の具体的権利性を正面から認め、なおかつ『そこに込めら
れた切実な思いには、平和憲法下の日本国民として共感
すべき部分が多く含まれているということができる』という、
温かみのある血の通った判決でした。
これは全国の平和を希求する市民の運動と声が重なり合った
からこその判決だと言えます。
判決文をじっくりお読みください。
それにしても、航空幕僚長の(違憲判決について)「そんなの関係ねぇ」発言。
いったい何なんだろう。
こういう発言が大問題とならないマスメディアの状況やら、違憲派兵をすすめた張本人のコイズミ氏が相変わらず「首相になってほしい人」のトップだという国民の政治意識・・・
なんていう現状こそ、本当に「大逆転」させて行きたいものだ。

投稿者:eudaimonia