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ひとりの人間の「真実の生き方」への模索の記録

 
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緊迫「国民投票法」、マスコミへの要請

マスコミに要請文を送った。要請は報道関係の番組、そのキャスター宛とした。以下その文面である。

国民投票法は、「民主主義形骸化法」である。あなたたちは、国民主権を見殺しにして平気でいられるのか?

現在、参議院で審議中の国民投票法案には見過ごすわけにはいかない、いくつかの重大な問題点がある。最も重大なのは、最低投票率も設けず、有効投票数の過半数の賛成によって改憲案が承認されてしまうということである。
憲法の条文には「この承認には特別の国民投票または国会の定める選挙の際に行われる投票において、その過半数の賛成を必要とする。」(第96条)とある。「その過半数」という言葉を自然に解釈すれば「投票数の過半数」となるであろうが、与党案ではより賛成票が少なくてもすむ「有効投票の過半数」とされている。
たとえ「総投票数の過半数」だとしても、たとえば投票率が有権者の3割程度だった場合、全有権者の一割台の賛成でも改憲案は承認されてしまう。そこで最低投票率の設定が欠かせないはずなのだが・・
なぜか法案にはこれが盛り込まれていない。

もしも、憲法のうたう「国民主権の原理」を正しく理解している者であるならば、憲法の「改正」については、より正しくより確実に主権者の意向が反映されるシステムが望ましいと考えることは当然であろう。
主権とは国政のあり方についての最高決定権であり、国政のあり方の最も基本的ルールは憲法であり、したがって「どのような憲法をつくるかを決める権利」こそ最も重要な国民主権の内実であるからだ。
憲法の改定の是非に対して、主権者の意思が正確に反映されないようなシステム=法の作成は、現憲法に反する行為だ。それは違憲立法ではないのか?
(ついでに言えば、憲法第99条には「国務大臣・国会議員」は、「この憲法を尊重し擁護の義務を負ふ。」とあるが、「押しつけられた憲法」だの「時代にあわない」だの「普通の国ではない」だのと言って、「この憲法」を擁護するどころか攻撃している大臣・議員たちの言動もまた、確実に憲法違反だろう。)

恐ろしいのは、現在の憲法の基本原理についても「改正は許されない」という歯止めが一切ないことだ。平和主義はもとより、国民主権であっても基本的人権の尊重であってもだ。国民のたった一割台の賛成で変えることができる!
(第97条には「この憲法が日本国民に保障する基本的人権は、人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果であって、これらの権利は、・・現在および将来の国民に対して侵すことのできない永久の権利として信託されたものである」と明記されている。「基本的人権の保障」の規定の後退は改定条項を定めた憲法といえども想定外のことであり、人権保障と表裏一体である国民主権もまた変更出来ないと考えるべきである。・・いったいこのあたりの議論は国会において、どこまでなされているのであろう?)

そしてまた、憲法の改正には「各議院の総議員の3分の2以上の賛成で・・・発議し、
国民投票によりその過半数の賛成を必要とする」という「改正」のための要件すら、容易に変えることが可能となることは重大である。

一気には変わらないかもしれない。しかし、「あっ」と気づいた時にはすでに現在の憲法とは似ても似つかない憲法がそこにあった・・・なんていうことにもなりかねない事態が始まろうとしている。しかもその準備は、現行憲法の規定に忠実に基づくような外観を装いながら進行しているのだ。
ちょうど、ナチス政権が当時世界で最も民主的だと評されたワイマール憲法下に出現し、それを破壊していったように・・・

戦後のこの国の社会の安定は、憲法によるところが大きかったであろう、と私は思う。
その安定した基盤が揺らいだときの社会の混乱、もたらされるであろう国民の悲惨を想う。だが、我々はまったく未知の世界に足を踏み入れようとしているわけではないのだ。
未来を想像し、歯止めをかけることは可能なはずだ。ただ、この国の過去の不幸な歴史的経験から想像力を働かせばいいだけの事なのだ。

瑣末な事件をセンセーショナルにとりあげ、それを執拗に追いかけまわし視聴率かせぎに明け暮れるような番組づくりはいい加減にやめてはどうか?
国民投票法案の何がそんなに問題なのかを知らない国民は山ほどいる。詳しくわかりやすく報じようとしないあなた達の責任によるところが多いと私は思う。
数あるニュースのなかで、今何を報じるべきなのか。あなた方はいったいどこまで自分につきつめて考えているのだろう。報じる立場にある者の、この国の未来への責任は重い。

再度問おう。国民主権を見殺しにして平気なのか?



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投稿者:eudaimonia
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